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海外テニス

男子テニス世界4位メドベージェフの“プロネーションを積極的に使うサービス”とは【プロのスゴわざ】

スマッシュ編集部

2021.01.23

プロならではの「スゴわざ」や一般の方も参考にしたい「マネわざ」など、メドベージェフのサービスには上達のヒントが満載。写真=THE DIGEST写真部

プロならではの「スゴわざ」や一般の方も参考にしたい「マネわざ」など、メドベージェフのサービスには上達のヒントが満載。写真=THE DIGEST写真部

 トッププロのサービスを高速カメラで解析し、一般プレーヤーにも実践してほしいテクニックを『マネわざ』、その選手ならではの特別な動きを『スゴわざ』と題してご紹介する人気シリーズ。

 今回は2018年~20年の3年間で全米オープンを含む14大会で決勝進出し、9勝をマークしている24歳の注目株ダニール・メドベージェフ(世界4位)だ。技術解説は、元デ杯日本代表選手で現在盛田正明テニスファンドのスタッフとしてジュニアをサポートする丸山薫氏(JTA公認S級エリートコーチ)にお願いした。

 メドベージェフは高精度のバックハンドと速くて伸びのあるサービス、さらにリスクを負いながらもここぞという大事な場面で振り切れるフォアハンドを持つオールラウンダーである。コート上では喜怒哀楽をほとんど見せないが、内に秘めた闘志は相当なものだと思われる。

 彼のサービスの最優先事項は“切れ味の鋭さ”で、それを実現する要因の1つが、積極的にプロネーション(肩を支点に前腕をひねる動き)を使っている点である。

 また写真からもわかるように、打球後はベースラインよりも数十センチ内側に着地しているが、これは打点が身体のかなり前にあることを示している。球種こそ少ないが、ラケットのしなりを使った高速サービスは威力抜群であり、現在も進化しています。
 
 そんなメドベージェフの『スゴわざ』は前述した「プロネーション」だ。肩を支点としたヒジから先の前腕のひねりは、フィニッシュでラケット面が外向きに返って前腕の内側が上を向くほど。この動きによりボールに強烈なパワーを与える。ただし、初級プレーヤーが同じように行なうとボールのコントロールが利かず、肩を痛める危険性もあるので注意しよう。

 そして一般の方にお勧めしたい『マネわざ』は、サービス時の目線だ。初中級者の中には打つ前からボールの行方を見ようとする人がいる。だがそれでは正確にインパクトできず、ラケット面の安定もない。なぜなら打球時に頭が下がってしまいネットしやすくなるからだ。

 そうならないためには打点に目線を残すこと。写真のようにインパクトまで目線がボールを追うようにすれば、ミスが減りスイングのパワーも出しやすくなる。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】D・メドベージェフのサービス、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
 

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