男子テニス世界ランク7位のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が、昨年末に元パートナーであるオルガ・シャリポワさんから、DVの告発を受けたことについて再び口を開いた。
ジュニア選手時代からズベレフと交際し、2019年に関係を解消したシャリポワさんは、昨年の『Racquet』紙の取材でズベレフから断続的な暴力を受けており、それを苦にして自殺を図ったこともあると明かしていた。
ズベレフはこの告発をすぐさま否定し、その後も同様の主張を続けていたが、今回のドイツ紙『Bild am Sonntag』のインタビューでは、告発を受けた時の心境について赤裸々に語っている。
「ケルンでの2度の優勝の後は世界一幸せだったよ。実家の子供部屋で、(兄の)ミーシャと一緒にニンテンドーのWiiでゴルフゲームをしていたんだ。すると突然、携帯電話にメッセージが入ってくるようになった。僕は床に座ってミーシャに『これを見て!』と言ったんだ。とても信じられなかったよ…」
昨年は全米オープンで初の準優勝を果たし、母国ドイツのケルンで2週連続優勝を挙げたズベレフだが、彼の素晴らしい時間はこの一報で崩れ去ってしまったようだ。
またズベレフは、直近のパートナーであるブレンダ・パテアさんが、ズべレフの子を身籠っていることが明らかとなったタイミングで、この告発がなされたことについて疑念を抱いている。
「タイミングを見ると、ブレンダの妊娠が公表された直後に、彼女(シャリポワさん)が告発していることがわかるだろう。それまで1年間はオルガと連絡を取っていなかった。彼女が僕の両親を介して僕と復縁しようとした時でさえも、僕はそれを望まなかったんだ。このタイミングがすべてを物語っていると思う」
シャリポワさんは、この件について法的措置を取ることはないが、代わりにDVに対する世間からの注目を集めるために告発を行なったという旨を、インタビューの際に明かしていた。そしてその思惑通り、この話題は世界中のメディアのヘッドラインを賑わした。彼女の目的は十分に達成されたと言えるだろう。
最近はスキャンダラスな話題に事欠かないズベレフだが、最近は体制を大きく変更し、心機一転して新シーズンを迎える。コート外でのトラブルが、プレーに影響を及ぼすことがないように願うばかりだ。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】イケメン多数!テニス界の次世代を担う「期待の若手」プレーヤーたち!
ジュニア選手時代からズベレフと交際し、2019年に関係を解消したシャリポワさんは、昨年の『Racquet』紙の取材でズベレフから断続的な暴力を受けており、それを苦にして自殺を図ったこともあると明かしていた。
ズベレフはこの告発をすぐさま否定し、その後も同様の主張を続けていたが、今回のドイツ紙『Bild am Sonntag』のインタビューでは、告発を受けた時の心境について赤裸々に語っている。
「ケルンでの2度の優勝の後は世界一幸せだったよ。実家の子供部屋で、(兄の)ミーシャと一緒にニンテンドーのWiiでゴルフゲームをしていたんだ。すると突然、携帯電話にメッセージが入ってくるようになった。僕は床に座ってミーシャに『これを見て!』と言ったんだ。とても信じられなかったよ…」
昨年は全米オープンで初の準優勝を果たし、母国ドイツのケルンで2週連続優勝を挙げたズベレフだが、彼の素晴らしい時間はこの一報で崩れ去ってしまったようだ。
またズベレフは、直近のパートナーであるブレンダ・パテアさんが、ズべレフの子を身籠っていることが明らかとなったタイミングで、この告発がなされたことについて疑念を抱いている。
「タイミングを見ると、ブレンダの妊娠が公表された直後に、彼女(シャリポワさん)が告発していることがわかるだろう。それまで1年間はオルガと連絡を取っていなかった。彼女が僕の両親を介して僕と復縁しようとした時でさえも、僕はそれを望まなかったんだ。このタイミングがすべてを物語っていると思う」
シャリポワさんは、この件について法的措置を取ることはないが、代わりにDVに対する世間からの注目を集めるために告発を行なったという旨を、インタビューの際に明かしていた。そしてその思惑通り、この話題は世界中のメディアのヘッドラインを賑わした。彼女の目的は十分に達成されたと言えるだろう。
最近はスキャンダラスな話題に事欠かないズベレフだが、最近は体制を大きく変更し、心機一転して新シーズンを迎える。コート外でのトラブルが、プレーに影響を及ぼすことがないように願うばかりだ。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】イケメン多数!テニス界の次世代を担う「期待の若手」プレーヤーたち!