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海外テニス

【全豪オープン】日比野菜緒が大坂なおみに続いて日本勢2人目の初戦突破!1時間57分の激闘を逆転で制す〈SMASH〉

スマッシュ編集部

2021.02.09

本調子でないながらも逆転勝ちした日比野菜緒。昨年に続く2回戦進出を決めた。(C)Getty Images

本調子でないながらも逆転勝ちした日比野菜緒。昨年に続く2回戦進出を決めた。(C)Getty Images

 テニスのグランドスラム今季第1戦、全豪オープン(2月8日~21日/オーストラリア・メルボルン)は大会2日目の9日、シングルス1回戦の残りを実施。男女計9人が出場している日本勢のうち、今日は日比野菜緒ただ1人登場し、アストラ・シャルマ(オーストラリア)に2-6、6-3、7-5で逆転勝ちして、2回戦にコマを進めた。

 世界ランキング73位の日比野に対し、シャルマは129位でワイルドカード(主催者推薦)による出場。実力的には日比野有利と見えたが、日比野は現地入りしてから右肩を痛め、前哨戦を棄権しているのが不安材料だった。しかし大会直前には「だいぶ今は良くなって、サーブも打てている」と語っていたように、試合が始まってみるとサービスへの影響は特に感じられなかった。

 ただ、昨年の全日本選手権以来3か月ぶりの実戦ということもあって、ストロークの調子がどうにも上がらない。深いスピンや広角なスピン、低い軌道のボールなど、多彩なショットを組み合わせて相手を動かし、フォアハンドの強打を決めるのが日比野のパターンだが、今日は展開を作る前にミスが出てしまう。

 第1セットのアンフォーストエラーは相手の9本に対し日比野17本。フォアが浅くなることも多く、前に入ってパワフルに叩くシャルマの餌食となった。サービスダウンを2つ喫し2-6。
 
 しかし第2セットに入ると流れが変わる。かさにかかったシャルマがネットへの攻めを増やしてくると、逆に日比野は思い切ったパスやロブを打てるようなり、ポイントを重ねる。するとストロークのリズムも良くなり、エラーはこのセット5本と激減。しっかり作って決める本来の日比野のパターンが甦り、6-3で奪い返した。

 第3セットは日比野が第1ゲームでブレークに成功するが、第4ゲームでシャルマにブレークバックされると、以降は互いに辛抱する展開。5-5まで均衡が続いた後の第11ゲーム、バックを軸に攻めた日比野がブレークし、最後は苦しみながらもキープして7-5。1時間57分の熱闘にケリを付けた。

 試合後「正直、調子は良くなかったが、とにかくコートにボールを入れて走ろうと、夢中でやった」と振り返った日比野。2回戦では、第20シードのマリア・サッカリ(ギリシャ)とクリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)の勝者と対戦する。

「今日は勝つことに精いっぱいで理想のテニスはできなかったが、次のチャンスがあるので、しっかり調整して臨みたい」。日本選手9人中、2回戦に進んだのは大坂なおみと日比野だけ。奮起を期待せずにはいられない。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】日比野菜緒のフォアハンドの強打、ハイスピードカメラによる超分解写真

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