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海外テニス

【全豪オープン】内山靖崇、ダニエル太郎、杉田祐一も敗れ、日本男子勢は初戦で姿を消す〈SMASH〉

スマッシュ編集部

2021.02.09

試合途中で脇腹を痛めて無念のリタイアとなった杉田(写真)をはじめ、大会初日で日本勢7名が敗退した。(C)Getty Images

試合途中で脇腹を痛めて無念のリタイアとなった杉田(写真)をはじめ、大会初日で日本勢7名が敗退した。(C)Getty Images

 テニスのグランドスラム今季第1戦、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン)が開幕。初日となる2月8日は日本人選手男女8人がシングルス1回戦に登場。センターコートでオープニングマッチを戦った大坂なおみは相手に付け入る隙を与えぬ完勝劇を演じたが、残る日本勢は錦織圭を含め7名が初戦敗退となり、男子勢は全滅した。

 西岡良仁に続いて17番コートに立った内山靖崇はユーゴ・アンベール(フランス)と対戦。200キロ近いサービスを軸に戦う内山は、第1・第2セットともに大事な場面でミスを重ねサービスブレークを許しセットカウント0-2。追い込まれた第3セットは一歩も譲らず、タイブレークで内山が取り切る、だが流れが変わるかと思われた第4セットは、第6ゲームでサービスをブレークされると、続く第7ゲームではブレークバックのチャンスを生かせず。そのまま逃げ切られ2時間46分の戦いに終止符が打たれた。

 今季からセルビアを拠点に移してさらなる飛躍を狙う杉田祐一は、地元オーストラリアのバーナード・トミックと対戦。第1セットは冷静な試合運びから相手のミスを見逃さずに6-3で手にする。しかし第2セットに入ると形勢が逆転。元世界17位のトミックの緩急織り交ぜた多彩な攻めに手を焼き1-6で失う。すると第3セットの序盤で脇腹を負傷。メディカルタイムアウトを取って治療を試みるも状況は変わらず。1-4で迎えた第6ゲームで無念のリタイアを申し出た
 
 この日、日本人勢で最後に戦ったのはダニエル太郎。予選勝ち上がりの23歳マキシム・クレッシー(アメリカ)との一戦は、お互いがサービスをキープし合う展開で第1・第2セットともにタイブレークに突入するが、ダニエルはこれを取り切れず。第3セットの第1ゲームではこの日初めてサービスをブレーク許すと、これを取り返すことができず4-6で敗れた。

[2月8日/日本人選手結果]
■男子シングルス1回戦
錦織圭● 5-7、6-7(4)、2-6 〇P・カレノブスタ(スペイン)[15]
西岡良仁● 7-6(3)、1-6、1-6、1-6 〇P・マルチネス(スペイン)
内山靖崇● 3-6、4-6、7-6(3)、3-6 〇U・アンベール(フランス)[29]
杉田祐一● 6-3、1-6,1-4RET 〇B・トミック(オーストラリア)[Q]
ダニエル太郎[LL]● 6-7(1)、6-7(3)、4-6 〇M・クレッシー(アメリカ)

■女子シングルス1回戦
大坂なおみ[3]〇 6-1、6-2 ●A・パブリチェンコワ(ロシア)
土居美咲● 2-6、1-6 〇A・トムヤノビッチ(オーストラリア)
日比万葉[Q]● 6-7(2)、4-6 〇A・シュミエドロワ(スロバキア)[LL]

※[]内数字はシード、Q=予選勝ち上がり、LL=ラッキールーザー

構成●スマッシュ編集部
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