今年のテニス四大大会「全豪オープン」に出場したことで、グランドスラム男子本戦最多連続出場75回の記録を更新したフェリシアーノ・ロペス(スペイン)。大きな決断をして臨んだ大会で結果も出している。
11日に行なわれた男子シングルス2回戦で、世界65位で39歳のロペスは、同35位で第31シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦し、2セットダウンからの逆転勝利を挙げた。
試合後にタオルで顔を覆い勝利の余韻を噛みしめていたロペス。「このレベルでプレーできて、挽回できるなんて思わなかった。グランドスラムの3回戦進出は重要なことでないと思われるかもしれないけれど、自分のような特別な状況の場合、とても意味のあることなんだ」
彼は直前まで大会に出場するかを迷っていた。なぜなら、1月4日に長男“ダリオ”が誕生し、家族の側にいるか、記録を更新するかで悩んでいたからだ。「家族を残して出発するのはつらかった」と後ろ髪を引かれながら、子どもが生まれてから数日後に全豪オープンへと向かったのだ。
そして、39歳という年齢。同じ39歳のロジャー・フェデラーは世界5位と驚異的な結果を出しているが、ツアーで戦い続けて65位に位置しているロペスも賞賛に値する。彼にとって、グランドスラム3回戦進出は、19年全米オープン以来で、2セットダウンからの逆転劇は、彼の長いキャリアで6度目のことだった。
「こういう大会はモチベーションになる。毎日のトレーニングを続ける活力になるんだ」と、ロペス。「私の考えは、今を生きるということ。このレベルのプレーを続けられて、よいランキングで1年を終えることができれば、2022年もプレーすることができる」
鉄人ロペスは、39歳にしてなおツアーを戦い抜く技術とフィジカルを有している。そして、グランドスラム最多連続出場を更新すべく、「今」を必死で戦っている。彼の3回戦の相手は、現在最も勢いのある8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)だ。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】ジョコビッチ、ナダルら2021全豪オープンで躍動するトッププロを厳選ショットで紹介!
11日に行なわれた男子シングルス2回戦で、世界65位で39歳のロペスは、同35位で第31シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦し、2セットダウンからの逆転勝利を挙げた。
試合後にタオルで顔を覆い勝利の余韻を噛みしめていたロペス。「このレベルでプレーできて、挽回できるなんて思わなかった。グランドスラムの3回戦進出は重要なことでないと思われるかもしれないけれど、自分のような特別な状況の場合、とても意味のあることなんだ」
彼は直前まで大会に出場するかを迷っていた。なぜなら、1月4日に長男“ダリオ”が誕生し、家族の側にいるか、記録を更新するかで悩んでいたからだ。「家族を残して出発するのはつらかった」と後ろ髪を引かれながら、子どもが生まれてから数日後に全豪オープンへと向かったのだ。
そして、39歳という年齢。同じ39歳のロジャー・フェデラーは世界5位と驚異的な結果を出しているが、ツアーで戦い続けて65位に位置しているロペスも賞賛に値する。彼にとって、グランドスラム3回戦進出は、19年全米オープン以来で、2セットダウンからの逆転劇は、彼の長いキャリアで6度目のことだった。
「こういう大会はモチベーションになる。毎日のトレーニングを続ける活力になるんだ」と、ロペス。「私の考えは、今を生きるということ。このレベルのプレーを続けられて、よいランキングで1年を終えることができれば、2022年もプレーすることができる」
鉄人ロペスは、39歳にしてなおツアーを戦い抜く技術とフィジカルを有している。そして、グランドスラム最多連続出場を更新すべく、「今」を必死で戦っている。彼の3回戦の相手は、現在最も勢いのある8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)だ。
構成●スマッシュ編集部
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