海外テニス

セレナ戦のオッズは「1.6倍」!海外ブックメーカーは軒並み大坂優位と予想〈SMASH〉

スマッシュ編集部

2021.02.18

全米での一件以来、非常に注目度の高い2人の対戦。(C)Getty Images

 テニス四大大会の『全豪オープン』(オーストラリア/メルボルン)では、大会11日目となる2月18日に女子シングルス準決勝が行なわれる。

 いくつかの波乱はあったが、ベスト4に名を連ねたのはいずれもシード勢で、トップハーフは第25シードのカロリーナ・ムチョバと第22シードのジェニファー・ブレイディが、ボトムハーフは第3シードの大坂なおみと第10シードのセレナ・ウィリアムズが激突する。

 どちらが勝っても初のグランドスラム決勝進出となるムチョバとブレイディの一戦も気にはなるが、日本はもとより世界中のテニスファンが注目するのは、元全豪女王で元世界1位という、偉大な共通点を持つ後者の対戦カードだろう。

 海外の大手ブックメーカーではそれぞれの勝利オッズが公開され、英国の老舗「ウィリアム・ヒル」は、大坂勝利に1.67倍、セレナ勝利に2.20倍。同じく英「bet365」では大坂に1.61倍、セレナに2.30倍のオッズとなっている。また、ロシア大手のブックメーカー「1xBet」では大坂1.69倍に対してセレナ2.36倍と、いずれも大坂が優位という予想だ。
 
 大坂とセレナのこれまでの対戦成績は、大坂から見て2勝1敗。直近の対戦は2019年のロジャース・カップ(カナダ・トロント、プレミア5)で、この時は大坂が敗れている。

 ただし、グランドスラムという大舞台での対戦となると、テニスファンならずとも記憶に新しいであろう2018年の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク)の決勝が思い起こされる。ゲームペナルティー騒動などもあり、後味の悪い幕引きとはなったが、大坂が地元の声援を受けるセレナを6-2、6-4のストレートで下した。

 それ以来、世間の注目を大いに集めるようになった2人の関係性だが、今回はどんな結末を迎えるのか。注目の一戦は本日正午頃から開催予定だ。

構成●スマッシュ編集部

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