男子テニス世界ランク125位のダミール・ジュムホール(ボスニア)が、現在開催中の「メキシコ・オープン」(メキシコ・アカプルコ/ハード/ATP500)の2回戦で“失格した”と一部メディアから報じられた件について、「不正確な報道だ」と反論していることを海外テニス系メディア『UBITENNIS』が報じている。
この試合の第1セット、5-5で迎えた自身のサービスゲームを、際どいラインジャッジからの失点をきっかけに落としてしまったジュムホールは、コートチェンジの際に主審と口論となり、これをスポーツマンシップに反する行為と判断されて警告を受けてしまった。
一旦は次のゲームに入ったものの、ジュムホールはやはり納得がいかない様子で、ポイント間になにか暴言を口走ったようだ。これを聞き逃さなかった主審は、ジュムホールに2度目の警告を下し、1ポイントが無条件で相手選手へと渡ることとなった。
すると、ジュムホールはこの判定に怒りを爆発させて、ラケットを放り投げながらベンチに戻ると、そのまま『試合放棄』という形での敗戦となった。
その後、この騒動を取り上げた一部のメディアからジュムホールが“失格となった”、“試合中に審判へ殺害予告を行なった”などの報道がなされたようだが、彼はこれらを強く否定。
「間違った判定を受けて、自発的にコートを去ったんだ。それに、私が誰かを“殺す”と脅したなんてどこから来た情報なんだ?メディアには情報を正確に、客観的に伝えてほしい」と主張している。
また、ATP(男子プロテニス協会)もこの試合に関する声明を発表しており、これによるとジュムホールは6,500ドル(約70万円)の罰金が下され、2回戦までの賞金5,280ドル(約57万円)も没収されるという。
構成●スマッシュ編集部
この試合の第1セット、5-5で迎えた自身のサービスゲームを、際どいラインジャッジからの失点をきっかけに落としてしまったジュムホールは、コートチェンジの際に主審と口論となり、これをスポーツマンシップに反する行為と判断されて警告を受けてしまった。
一旦は次のゲームに入ったものの、ジュムホールはやはり納得がいかない様子で、ポイント間になにか暴言を口走ったようだ。これを聞き逃さなかった主審は、ジュムホールに2度目の警告を下し、1ポイントが無条件で相手選手へと渡ることとなった。
すると、ジュムホールはこの判定に怒りを爆発させて、ラケットを放り投げながらベンチに戻ると、そのまま『試合放棄』という形での敗戦となった。
その後、この騒動を取り上げた一部のメディアからジュムホールが“失格となった”、“試合中に審判へ殺害予告を行なった”などの報道がなされたようだが、彼はこれらを強く否定。
「間違った判定を受けて、自発的にコートを去ったんだ。それに、私が誰かを“殺す”と脅したなんてどこから来た情報なんだ?メディアには情報を正確に、客観的に伝えてほしい」と主張している。
また、ATP(男子プロテニス協会)もこの試合に関する声明を発表しており、これによるとジュムホールは6,500ドル(約70万円)の罰金が下され、2回戦までの賞金5,280ドル(約57万円)も没収されるという。
構成●スマッシュ編集部