男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)の父親、スルジャン・ジョコビッチ氏がクロアチアの日刊紙『Sportske Novosti』のインタビューに応じ、自身の息子が残してきた輝かしい功績を称賛している。
今年2月の全豪オープンで見事優勝を果たし、グランドスラムでの通算優勝回数を18に伸ばしたジョコビッチ。史上最高の選手として称賛される、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)の2人が保持する最多20勝まであと2つと迫った。
また、3月8日に更新された世界ランキングでジョコビッチが世界1位の座を守り、1位通算在位期間311週の新記録を樹立。それまでフェデラーがマークしていた310週を抜き、単独トップに立った。
インタビューの中でスルジャン氏はジョコビッチが打ち立てた数々の偉大な記録を考慮した上で、「ノバクは最高の選手であり、テニス界のすべてが彼にかかっている」と断言。さらに「彼が試合で負けるのは、相手に実力で負けるわけではなく、相手に勝たせてしまう時なんだ」ともコメントしている。
またジョコビッチの立ち位置については「スポーツにおける優位性から、タイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンのような人物と比較されるべきだ」と主張する。
ジョコビッチに不足している点を問われると「それはオリンピックの金メダルと、フェデラーとナダルの通算20勝に追いつくためのグランドスラム2回の優勝だけ。ただ、ノバクは金メダルも残り2つのグランドスラムのタイトルも今年のうちに獲得するだろう」と期待を込める。
今年で34歳を迎えるジョコビッチ。その引退時期に関してスルジャン氏は「まだテニスから離れることはない。キャリアはあと1年半か2年、長ければ3年は続くだろう。ただ引退が近付く頃には全ての可能なパラメーターが彼の手に入っているはずだ」と語っている。
なおジョコビッチは、家族と過ごす時間を増やすことを理由に、グランドスラムに次ぐグレードのマイアミ・オープン(3月24日~4月4日/アメリカ/ATP1000)の欠場を表明。すでに全仏オープンを頂点としたクレーシーズンに臨むための準備を進めている。
文●中村光佑
【PHOTO】テニス史上に残る名プレーヤー!ノバク・ジョコビッチの厳選ショットをお届け!
今年2月の全豪オープンで見事優勝を果たし、グランドスラムでの通算優勝回数を18に伸ばしたジョコビッチ。史上最高の選手として称賛される、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)の2人が保持する最多20勝まであと2つと迫った。
また、3月8日に更新された世界ランキングでジョコビッチが世界1位の座を守り、1位通算在位期間311週の新記録を樹立。それまでフェデラーがマークしていた310週を抜き、単独トップに立った。
インタビューの中でスルジャン氏はジョコビッチが打ち立てた数々の偉大な記録を考慮した上で、「ノバクは最高の選手であり、テニス界のすべてが彼にかかっている」と断言。さらに「彼が試合で負けるのは、相手に実力で負けるわけではなく、相手に勝たせてしまう時なんだ」ともコメントしている。
またジョコビッチの立ち位置については「スポーツにおける優位性から、タイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンのような人物と比較されるべきだ」と主張する。
ジョコビッチに不足している点を問われると「それはオリンピックの金メダルと、フェデラーとナダルの通算20勝に追いつくためのグランドスラム2回の優勝だけ。ただ、ノバクは金メダルも残り2つのグランドスラムのタイトルも今年のうちに獲得するだろう」と期待を込める。
今年で34歳を迎えるジョコビッチ。その引退時期に関してスルジャン氏は「まだテニスから離れることはない。キャリアはあと1年半か2年、長ければ3年は続くだろう。ただ引退が近付く頃には全ての可能なパラメーターが彼の手に入っているはずだ」と語っている。
なおジョコビッチは、家族と過ごす時間を増やすことを理由に、グランドスラムに次ぐグレードのマイアミ・オープン(3月24日~4月4日/アメリカ/ATP1000)の欠場を表明。すでに全仏オープンを頂点としたクレーシーズンに臨むための準備を進めている。
文●中村光佑
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