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海外テニス

大坂なおみ、昨夏から続く連勝記録が“22”に!「大事なところで良いサーブが打てたので満足している」〈SMASH〉

中村光佑

2021.03.27

全豪以来の公式戦となった大坂は、立ち上がりから思うようにペースをつかめなかったが、競り合う場面でポイントを奪い流れを引き寄せた。(C)GettyImages

全豪以来の公式戦となった大坂は、立ち上がりから思うようにペースをつかめなかったが、競り合う場面でポイントを奪い流れを引き寄せた。(C)GettyImages

 女子テニスツアー「マイアミ・オープン」(3月23日~4月3日/アメリカ/ハード/WTA1000)は、現地26日に女子シングルス2回戦を実施。第2シードで世界ランキング2位の大坂なおみが同77位のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を7-6(3)、6-4のストレートで下し、3回戦へ駒を進めた。

 今年2月に行なわれた全豪オープンで優勝して以来、約1カ月ぶりの公式戦となった大坂。

 時折吹きつける強い風と試合勘のなまりが影響したのか序盤から大坂は制球を乱し、先にブレークを許す苦しい展開に。それでも第10ゲームで2度目のブレークバックに成功すると、タイブレークを大坂が制し、第1セットを先取する。

 第2セットではお互いにキープが続いたが、第9ゲームでブレークに成功した大坂がそのままリードを守り切り、昨年8月から続く連勝記録(棄権を除く)を22に伸ばした。
 
 試合後のインタビューに応じた大坂は、「全豪以来の試合で、いいプレーをしたいと思っていたけど、残念ながら何度かブレークされてしまった」と苦戦を強いられたことを明かした一方で、「大事なところで良いサーブが打てたので満足している」と喜びを表現。

 また、「人生のほとんどをマイアミで過ごしてきたから、この大会を自分のホームグラウンドのように感じている」とコメントを残した。

 勝った大坂は3回戦で世界95位のニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)と対戦することが決まった。これまでマイアミ・オープンでは3回戦以上に進出した経験がないだけに、次戦は何としても勝利をつかみたいところ。大坂の活躍に注目したい。

文●中村光佑

【PHOTO】大坂なおみが2年ぶりの優勝!全豪オープン2021の厳選写真をお届け!
 
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