経済紙『フォーブス』によると、男子テニス世界ランク8位のロジャー・フェデラー(スイス)は、今季の公式戦で1大会にしか出場していないにもかかわらず、過去1年間で最も多くの収入を得たテニスプレーヤーなのだという。
史上最多のグランドスラム20勝を誇るテニス界の生ける伝説は、2020年5月から21年5月までの収入額が総額9000万ドル(約98億4000万円)に上り、世界の全アスリート中で第7位にランクイン。収入のほとんどを占める8970万ドルはスポンサー契約によるものだそうだ。
フェデラーは昨年1月の全豪オープンで準決勝に進出した後、右ヒザのケガによりツアーを離脱。2度に渡る手術を経て今年3月のカタール・オープンで約1年ぶりに復帰したが、2回戦に勝利したのみ(シードのため2回戦から)で準々決勝敗退となった。以降はまだ大会に出場していない。
ロレックス、クレディ・スイス、ユニクロなどの大手ブランドで、広告塔として活躍するフェデラー。2018年にユニクロと10年に及ぶ大型契約をした際には、その契約金が総額3億ドルにも上るとされて話題となった。
また、フェデラーは2019年にスイス生まれのシューズメーカー『On』の株式を購入し、投資家として事業に参画している。アメリカの金融情報サービス大手『ブルームバーグ』によれば、この事業の評価額は50億ドル(約5470億円)規模になる可能性があるという。
このように、コート外のビジネスでも大成功を収めているフェデラーだが、40歳を目前にしてもまだまだ現役続行の意志は硬いようだ。今後は5月16日から開幕する地元スイスでのジュネーブ・オープンでツアー復帰を予定。その後も全仏オープンやウインブルドン選手権、さらには東京オリンピックといったビッグトーナメントにも出場する意向を明かしている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】史上最強の王者!フェデラーの「ウインブルドン2019」でのプレー集
史上最多のグランドスラム20勝を誇るテニス界の生ける伝説は、2020年5月から21年5月までの収入額が総額9000万ドル(約98億4000万円)に上り、世界の全アスリート中で第7位にランクイン。収入のほとんどを占める8970万ドルはスポンサー契約によるものだそうだ。
フェデラーは昨年1月の全豪オープンで準決勝に進出した後、右ヒザのケガによりツアーを離脱。2度に渡る手術を経て今年3月のカタール・オープンで約1年ぶりに復帰したが、2回戦に勝利したのみ(シードのため2回戦から)で準々決勝敗退となった。以降はまだ大会に出場していない。
ロレックス、クレディ・スイス、ユニクロなどの大手ブランドで、広告塔として活躍するフェデラー。2018年にユニクロと10年に及ぶ大型契約をした際には、その契約金が総額3億ドルにも上るとされて話題となった。
また、フェデラーは2019年にスイス生まれのシューズメーカー『On』の株式を購入し、投資家として事業に参画している。アメリカの金融情報サービス大手『ブルームバーグ』によれば、この事業の評価額は50億ドル(約5470億円)規模になる可能性があるという。
このように、コート外のビジネスでも大成功を収めているフェデラーだが、40歳を目前にしてもまだまだ現役続行の意志は硬いようだ。今後は5月16日から開幕する地元スイスでのジュネーブ・オープンでツアー復帰を予定。その後も全仏オープンやウインブルドン選手権、さらには東京オリンピックといったビッグトーナメントにも出場する意向を明かしている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】史上最強の王者!フェデラーの「ウインブルドン2019」でのプレー集