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海外テニス

「パリに行けないのは悲しい…」2018年大会女王のハレプが全仏オープン欠場「スケジュールがあまりにも短すぎる」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.05.22

ハレプが全仏オープンを欠場するのは2010年の初出場以来初めてのこと。(C)Getty Images

ハレプが全仏オープンを欠場するのは2010年の初出場以来初めてのこと。(C)Getty Images

 女子テニス世界ランク3位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が、自身のSNSで5月30日に開幕する「全仏オープン」を欠場すると発表した。

 ハレプはツイッターで、「今年のローラン・ギャロス(=全仏オープン)への出場を辞退することについて、心苦しく思っています」とコメント。欠場の理由として、イタリア国際の初戦で負った左ふくらはぎの負傷を挙げ、「回復には時間が必要で、(大会までの)スケジュールがあまりにも短すぎる」としている。

 2014年大会でグランドスラム初の決勝進出、そして2018年大会ではグランドスラム初優勝を果たすなど、ハレプは全仏オープンへの思い入れが人一倍強い。
 
 今回の決断について「グランドスラムを辞退することは、私のアスリートとしての本能や願望に反するもの」としつつも、「これは正しい決断です。パリに行けないのは悲しいですが、回復にエネルギーを注ぎ、治ったらすぐにコートに戻ってきます」と記した。

 現在29歳のハレプは、今季はいまだタイトルを獲得できておらず、シュツットガルドでの準決勝進出や全豪オープンでの準々決勝進出が最高成績。直近の試合は前述のイタリア国際2回戦で、アンジェリーク・ケルバー(ドイツ)に対し1-6、3-3となった場面で負傷によりリタイアしていた。

構成●スマッシュ編集部

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