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海外テニス

全米大学テニスで活躍中の福田詩織が団体戦で全米2位に!「一緒に頑張ってくれたチームに感謝」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.05.27

ペパーダイン大学の全米2位に大きく貢献した福田。写真=Project E.O

ペパーダイン大学の全米2位に大きく貢献した福田。写真=Project E.O

 全米大学テニス選手権大会の1部リーグ「2021 NCAA Division I Tennis Championship」(アメリカ・フロリダ/ハード)では、現地時間5月23日に女子団体の決勝戦を実施。日本の福田詩織が所属するペパーダイン大学はテキサス大学に4―5で敗れたが、見事全米2位の座を獲得した。

 NCAAは全米大学スポーツ協会が主催するスポーツの全国大会でディビジョン1~3の3つのカテゴリーが存在する。中でも、最も組織規模の大きい大学同士で争われるディビジョン1は、全米大学スポーツ最高峰の舞台だ。

 テニスの団体戦はシングルス6戦、ダブルス3戦のカードで行なわれ、福田は今回の決勝でシングルス4とダブルス2に登場。シングルスでは敗れてしまったが、チームメイトのタイシア・パッチカレワと組んだダブルスでは、テキサス校のペアを6-1と圧倒(ダブルスは1セットマッチ)して勝利をあげた。
 
 現在はペパーダイン大学の大学院にて、グローバルビジネスを専攻しながら選手活動を行なっている福田は、「厳しい練習を乗り越えてきたからこそ、全米の決勝という舞台に立つことができました。ここまで一緒に頑張ってくれたチームメイト、コーチ陣、チームスタッフの方々にとても感謝しています」と今大会を振り返りつつ、「でも、やっぱり決勝に行ったからには優勝したかったです」と悔しさをにじませた。

 また、カレッジテニス最終年となる来年の抱負については、「優勝を目標に新たな気持ちで練習やトレーニングを頑張っていきたいと思います」とコメントしている。
 
 福田は2019年6月にITFサーキットの韓国金泉大会(賞金総額1万5000ドル)で初タイトルを獲得。昨年には、NCAAディビジョン1で最も活躍した選手(シングルス20名、ダブルス10組)に贈られる「オールアメリカンズ賞」(2020 ITA Division Ⅰ Women All-Americans)を受賞している。

構成●スマッシュ編集部





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