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全仏オープンの本戦ドローが発表。男子シングルスではビッグ3が初めて同じハーフに<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.05.28

長らく男子テニス界を牽引してきた偉大な3人が、同じハーフで激突することになった。(C)Getty Images

 開幕が迫る「全仏オープン」(5月30日~6月13日/フランス・パリ/グランドスラム/クレー)では、5月27日に各部門のドローが発表。

 男子シングルスでは、同大会で過去13度の優勝を誇る世界ランク3位のラファエル・ナダル(スペイン)をはじめとして、同1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、同8位のロジャー・フェデラー(スイス)らビッグ3の全員が、同じトップハーフに振り分けられることになった。

 第1シードのジョコビッチは初戦でテニーズ・サンドグレン(アメリカ/世界66位)と、第3シードのナダルはアレクセイ・ポピリン(オーストラリア/同62位)と、そして第8シードのロジャー・フェデラーは予選勝者と初戦で対戦する予定だ。

 3人合わせてグランドスラムで58回のタイトルを誇るビッグ3の面々が、グランドスラムのドローで同じハーフに入るのは、今回が初めてのことだという。
 
 一方で、ビッグ3以外での優勝候補であるドミニク・ティーム(オーストリア)やステファノス・チチパス(ギリシャ)、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)ら若手勢はボトムハーフに。ティームはパブロ・アンドゥハル(スペイン/同68位)、チチパスはジェレミー・シャルディ(フランス/同58位)、ズベレフは予選勝者とそれぞれ対戦する。

 日本勢では錦織圭(日清食品/同49位)がボトムハーフで予選勝者と対戦。内山靖崇(積水化学工業/同114位)と西岡良仁(ミキハウス/同60位)はトップハーフで、内山がマルコ・チェッキナート(イタリア/同104位)、西岡が地元勢のジョー‐ウィルフリード・ツォンガ(フランス/75位)との1回戦を戦う。

構成●スマッシュ編集部

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