男子テニスツアーの「メルセデス・カップ」(ドイツ・シュツットガルド/グラスコート/ATP250)では、現地6月13日に男子シングルス決勝戦を実施。ノーシードのマリン・チリッチ(クロアチア/世界37位)が第3シードのフェリックス・オジェ‐アリアシム(カナダ/世界21位)を7-6(2)、6-3で下し、2018年のフィーバーツリー選手権以来となるツアー優勝を果たした。
チリッチは今大会の5試合中3試合で、ファーストサービスのポイント獲得率100%を記録するなど非常にサービスが好調で、大会中一度もセットを落とすことなく表彰台の頂点まで駆け上がった。
オジェ‐アリアシムとの決勝でも、第1セットは拮抗した形になるが、第2セットはサービスでの優位をいかんなく発揮。セカンドサービスで約90%のポイントを奪い、さらに第8ゲームでこのセット唯一のブレークに成功して1時間50分でタイトル獲得に至った。
試合後にチリッチは「とても重要な勝利だった。2018年以来の優勝は、再び自信をもたらしてくれるよ」と喜びのコメント。またこの日の勝因として"経験の差"を挙げ「芝では特に経験がものを言う。タフなコンディションでボールもかなり早い。今回は自分の力を出し切ることができた」と明かした。
一方、これでツアー決勝での戦績が0勝8敗となったオジェ‐アリアシム。不名誉な連敗記録を更新することになったが、さほど悲観してはいないようだ。
「これまでは自分のベストなプレーができていないことが多かったけれど、今回は接戦だった。全体的に見て、彼(チリッチ)の方が少し上回っていただけだ」と、試合を前向きに振り返っている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】分解写真が明かす絶妙なバランスで撃たれるオジェ-アリアシムの秀逸スマッシュ!
チリッチは今大会の5試合中3試合で、ファーストサービスのポイント獲得率100%を記録するなど非常にサービスが好調で、大会中一度もセットを落とすことなく表彰台の頂点まで駆け上がった。
オジェ‐アリアシムとの決勝でも、第1セットは拮抗した形になるが、第2セットはサービスでの優位をいかんなく発揮。セカンドサービスで約90%のポイントを奪い、さらに第8ゲームでこのセット唯一のブレークに成功して1時間50分でタイトル獲得に至った。
試合後にチリッチは「とても重要な勝利だった。2018年以来の優勝は、再び自信をもたらしてくれるよ」と喜びのコメント。またこの日の勝因として"経験の差"を挙げ「芝では特に経験がものを言う。タフなコンディションでボールもかなり早い。今回は自分の力を出し切ることができた」と明かした。
一方、これでツアー決勝での戦績が0勝8敗となったオジェ‐アリアシム。不名誉な連敗記録を更新することになったが、さほど悲観してはいないようだ。
「これまでは自分のベストなプレーができていないことが多かったけれど、今回は接戦だった。全体的に見て、彼(チリッチ)の方が少し上回っていただけだ」と、試合を前向きに振り返っている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】分解写真が明かす絶妙なバランスで撃たれるオジェ-アリアシムの秀逸スマッシュ!
関連記事
- 「ずっと彼の声が聞こえていた」全仏優勝のジョコビッチが試合後にラケットを少年にあげる粋な計らい<SMASH>
- 「急に別人のように…」トイレ休憩後にジョコビッチのプレーが激変?逆転負けのチチパスが試合の分岐点を振り返る<SMASH>
- 錦織圭はハーレでベランキスと、土居美咲はベルリンでケルバーと対戦【6月14日からの大会・放映・配信予定】<SMASH>
- ジョコビッチが「ダブルグランドスラム」を達成!2セットダウンからの逆転勝利で全仏オープン制覇<SMASH>
- ジョコビッチとナダルによる“史上最高のセット”にテニス界がどよめく。全仏男子決勝は赤土の王者を倒したジョコビッチと初優勝を狙う22歳のチチパス<SMASH>