男子テニスツアー「ノベンティ・オープン」（６月14日～20日／ドイツ：ハーレ／グラスコート／ATP500）のシングルス１回戦で、フベルト・フルカチュ（ポーランド／17位）を下したフェリックス・オジェ‐アリアシム（カナダ／21位）が、次戦でぶつかるロジャー・フェデラー（スイス／８位）戦に向けて抱負を語った。

　前週のメルセデス・カップで準優勝を果たし、今大会も自身より上位の選手にストレートで快勝するなど、グラスコートで好調なプレーを見せているオジェ‐アリアシム。幼い頃からの憧れで、誕生日も同じ（８月８日）という稀有なつながりを持つフェデラーとの初対戦について「クールだよ。ロジャーとは一度も対戦したことがないんだ。いい機会になるね」と心を躍らせている様子だ。

　また、フェデラーは今大会で10度の優勝を誇る芝のエキスパートだが、これについては「正直に言うと、僕にとっては大きな試練だ。でも、芝での自分のプレーを評価する良いテストになると思う」とコメント。
  　さらに、勝利のカギとして「サーブをはじめとする、自分の得意なショットをしっかり決めきること」を挙げ、「アグレッシブなプレーでサービスをキープして、リターンでもチャンスを見出すために何ができるのかを考えたい」としている。

　オジェ‐アリアシムとフェデラーのシングルス２回戦は、現地６月16日のセンターコート第３試合に組まれている。また、今大会には日本の錦織圭（57位）も出場しており、現地17日のシングルス２回戦でセバスチャン・コルダ（アメリカ／52位）と対戦する予定だ。

構成●スマッシュ編集部

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