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海外テニス

2016年大会準優勝のラオニッチがウインブルドン欠場を発表「信じられないほど悲しい」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.21

3月のマイアミ・オープン以降はツアーを離れているラオニッチ。(C)Getty Images

3月のマイアミ・オープン以降はツアーを離れているラオニッチ。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク22位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が、自身のSNSで6月28日に開幕するウインブルドンの欠場を発表した。

 2016年の同大会では準優勝を果たしているラオニッチは、公式インスタグラムへの投稿で、「毎年の僕のスケジュールの中で頂点に立つ存在」というウインブルドンの欠場について「信じられないほど悲しく、傷ついている」と綴った。

 また、欠場の理由については「最近はトーナメントに向けてハードワークに励んでいましたが、ふくらはぎを痛めてしまった。治そうとしたけどウインブルドンには間に合いません」と明かし、「1日でも早く復帰できるように努力します。皆さんのご理解とサポートに感謝します」としている。
 
 ラオニッチは、ウインブルドンで過去27勝9敗と相性の良さを見せており、カナダ人男子として初めてグランドスラム決勝の舞台を踏んだ大会でもある。2016年の活躍以外にも、2014年にベスト4、2017年と2018年にはベスト8に進出している。

 さらに、女子世界ランク3位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)も、ウインブルドンに黄色信号が灯っているようだ。ラオニッチと同じくふくらはぎを痛めている彼女は、5月のイタリア国際以降は大会に出場しておらず、復帰を予定していた今週のハンブルグ・オープンについても欠場を発表。

 現地19日に、自身のツイッターに投稿した動画では「ウインブルドンでプレーできるようにしたいと思っているので練習は続けます。でも今は、自分の身体を大切にして回復の具合を見守らなければなりません」と語っていた。

構成●スマッシュ編集部

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