男子テニスツアー「シンチ選手権」(6月14日~20日/イギリス:ロンドン/グラスコート/ATP500)では、現地20日にシングルス決勝戦が行なわれ、第1シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/9位)が、地元勢のキャメロン・ノーリー(イギリス/34位)を6-4、6-7(5)、6-3のフルセットで下して今季2勝目を上げた。
大会を通して非常に攻撃的なサービスを披露したベレッティーニは、大会最終日まで1セットも落とさない安定した勝ち上がり。決勝でも19本のサービスエースを放ち、ファーストサービスでのポイント獲得率は91%と驚異的な数字を叩き出した。
4月のセルビア・オープン以来、キャリア通算5度目のタイトルを獲得した25歳のベレッティーニは、試合後に「間違いなく、素晴らしい一週間だった。勝てるということは良いプレーができているということ。大会中は試合を終えるたびにレベルが上がっていたと思う」と明かした。
また、今大会への出場はこれが初めてだが、初出場で優勝を果たすのは1985年大会のボリス・ベッカー氏以来のことだそうで、これについても「クレイジーだ」と喜びのコメント。「この大会へ出場することを夢見ていた。子どもの頃から(大会を)見ていて、今こうしてトロフィーを掲げていることは夢が叶ったような気持ちだよ」と語っている。
強力なサービスとスピード感のあるストロークを武器に、芝コートとの相性の良さを見せるベレッティーニは、これで同サーフェスでの戦績が17勝5敗に。6月28日開幕のウインブルドンに向けて、これ以上ない調整になっただろう。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】プレーの合間に垣間見えるトッププロの素顔
大会を通して非常に攻撃的なサービスを披露したベレッティーニは、大会最終日まで1セットも落とさない安定した勝ち上がり。決勝でも19本のサービスエースを放ち、ファーストサービスでのポイント獲得率は91%と驚異的な数字を叩き出した。
4月のセルビア・オープン以来、キャリア通算5度目のタイトルを獲得した25歳のベレッティーニは、試合後に「間違いなく、素晴らしい一週間だった。勝てるということは良いプレーができているということ。大会中は試合を終えるたびにレベルが上がっていたと思う」と明かした。
また、今大会への出場はこれが初めてだが、初出場で優勝を果たすのは1985年大会のボリス・ベッカー氏以来のことだそうで、これについても「クレイジーだ」と喜びのコメント。「この大会へ出場することを夢見ていた。子どもの頃から(大会を)見ていて、今こうしてトロフィーを掲げていることは夢が叶ったような気持ちだよ」と語っている。
強力なサービスとスピード感のあるストロークを武器に、芝コートとの相性の良さを見せるベレッティーニは、これで同サーフェスでの戦績が17勝5敗に。6月28日開幕のウインブルドンに向けて、これ以上ない調整になっただろう。
構成●スマッシュ編集部
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