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海外テニス

ウインブルドン直前で手首負傷のティーム「専門家に診てもらうためバルセロナへ向かう」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.24

今シーズンは開幕から苦難が続くティーム。(C)Getty Images

今シーズンは開幕から苦難が続くティーム。(C)Getty Images

「マヨルカ選手権」(6月20日~26日/スペイン:マヨルカ/グラスコート/ATP250)のシングルス2回戦で、手首のケガにより棄権していた男子テニス世界ランク5位のドミニク・ティーム(オーストリア)が、現地の病院でMRI検査を受けたことを公式ツイッターで明かした。

 ティームは同大会の初戦(シードのため2回戦から)で、アドリアン・マナリノ(フランス/42位)と対戦中、フォアハンドを打った際に手首を痛め、第1セット2-5となった場面で棄権を申し入れていた。

 その後、自身の公式ツイッターにて「すぐにマヨルカの病院でMRI検査を行ないました」としたティームだが、そこでは結果がはっきりしなかったようで、「さらなる専門家に診てもらうためバルセロナに向かいます」と綴っている。
 
 得意とするクレーコートでの戦績を含め、今シーズンは非常に苦戦しているティーム。それでもここ数日は良いトレーニングができていたようで、マヨルカ選手権開幕前の会見では「ローランギャロス(全仏オープン)後は、すぐにハードコートでの練習に戻ってショットの修正に取り組んだ。今は調子が戻ってきているよ。オーストリアでは2日間、マヨルカでは4日間、グラス(芝)コートで練習しているけれど、かなり良い感覚だ」とグラスコートシーズンに向けて好調さをアピールしていた。

 昨年の全米オープンではグランドスラム初優勝を飾り、最高の形でシーズンを終えたティームだが、今季は開幕からクレーシーズンまで全く振るわず、さらにはウインブルドンがあと数日に迫っている中で負傷と、まさに泣きっ面に蜂といった状況だ。ウインブルドンへの参戦可否を含めて、今後のスケジュールは明らかになっていないが、とにかくケガが大事に至らないことを願いたい。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】攻守一体のプレーが魅力!逆転勝利でグランドスラム初優勝を果たしたドミニク・ティーム!
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