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海外テニス

「もっと強くなって戻ってきます」ティームが手首のケガでウインブルドンなど数大会をキャンセル<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.25

今シーズンは苦難続きのティーム。(C)Getty Images

今シーズンは苦難続きのティーム。(C)Getty Images

「マヨルカ選手権」(6月20日~26日/スペイン:マヨルカ/グラスコート/ATP250)のシングルス2回戦で、手首のケガにより棄権していた男子テニス世界ランク5位のドミニク・ティーム(オーストリア)が、ウインブルドンの欠場と数週間のツアー離脱を発表した。

 ティームは同大会の初戦(シードのため2回戦から)で、アドリアン・マナリノ(フランス/42位)と対戦中、フォアハンドを打った際に手首を痛め、第1セット2-5となった場面で棄権を申し入れていた。

 その後、自身のツイッターで「専門家に診てもらうためバルセロナに向かいます」と綴っていたが、今回はその検査結果として「右手首の腱の脱臼」が判明。5週間の間スプリント固定を余儀なくされるため、ウインブルドンをはじめとした、今後のいくつかのスケジュールをキャンセルするに至ったという。
 
 ティームはツイッターでの声明で「できるだけ早く回復するために医師の言うことは全て聞くつもりです。数週間は休むことになると言われていますが、早くコートに戻れるよう頑張ります」と綴った。

 また今後について「ウインブルドン、ハンブルグ、グシュタードといった、出場を予定していた大会をキャンセルすることを本当に申し訳なく思っています」と謝罪を述べた上で、「このような厳しい状況の中、ファンの皆様のご支援に感謝しています。もっと強くなって戻ってきます」と心境を明かした。

 ティームは、過去にラファエル・ナダル(スペイン)の治療を担当したことで知られる著名な医師、アンヘル・ルイス・コトロ氏の指導の下で検査を続け、具体的な復帰時期を判断していくという。

構成●スマッシュ編集部

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