海外テニス

前回大会女王のハレップがウインブルドンを欠場。「とても落ち込み、動揺しています」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.26

19年大会ではセレナを下して大会初優勝を果たしていたハレップ(C)Getty Images

 女子テニス世界ランク3位のシモナ・ハレップ(ルーマニア)が、ウインブルドンの欠場を発表した。

 5月のイタリア国際でふくらはぎを痛めた彼女は、以降は大会への出場をすべてキャンセル。それでも「ウインブルドンでプレーできるようにしたい」として治療に専念していたが、回復が間に合わなかったようだ。

 ウインブルドンの公式サイトにはハレップのコメントが掲載され、「ふくらはぎが完全に回復していないため、非常に残念ですが出場を辞退します」としている。
 
 彼女はすでに会場入りしており、トレーニングも行なっていたようで、「2年前の特別な思いを胸に、ディフェンディングチャンピオンとしてこの美しいコートに戻ってくることができ、興奮と名誉を感じていました」と明かしたが、「残念ながら、私の身体は協力してくれませんでした」と悔しい胸の内を明かしている。
 
 また、全仏オープンに続きグランドスラム2大会連続での欠場になったが、これについては「正直なところとても落ち込んでいて、動揺しています。2つのメジャー大会を欠場したことで、精神的にも肉体的にもさらに厳しい状況になりました」と綴った。

 ハレップが欠場したことで、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア/35位)が第32シードに格上げされている。

構成●スマッシュ編集部

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