専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

「本当に恋しい…」4年ぶりのウインブルドンに挑むマリー、フェデラーらとの練習で「うまくやれると確信」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.28

トップ選手たちとの練習で自信を深めたマリー。(C)Getty Images

トップ選手たちとの練習で自信を深めたマリー。(C)Getty Images

 ウインブルドンで過去2度の優勝経験を持つアンディー・マリー(イギリス/118位)は、同大会を前にして「うまくやれると確信している」と、自身の好調ぶりを口にした。

 2013年、16年にウインブルドンを制したマリーは、シングルスでは今回が17年以来4年ぶりの出場となる。2度の股関節手術を受けてからは初めてのウインブルドンだ。

 いまだケガからの完全復活を目指す途中だが、前哨戦のシンチ選手権では世界46位のブノワ・ペール(フランス)をストレートで撃破。ウインブルドンの会場入りした後も、トップ選手たちとのトレーニングを経て芝への自信を深めているようだ。

 そのトップ選手たちの1人が、芝の王者ことロジャー・フェデラー(スイス)だが、フェデラーはマリーとの練習を通して「彼は良い感じだったよ。いかに芝にフィットしているかがわかる。ここで活躍してくれることを願っているよ」と、元世界1位の現状を評価した。
 
 また、マリー本人も「トップ選手たちとの練習では、叩きのめされるようなことはなかった。どの選手とも良い勝負ができていたと思う」と手応えを明言。「もし身体が持ちこたえてくれたならば…」と前置きしつつ、「それが、この大舞台でうまく戦えると確信している理由の1つなんだ」と語った。

 マリーの初戦の相手は第24シードのニコロズ・バシラシビリ(ジョージア/28位)で、大会初日である現地6月28日のセンターコート第3試合に組まれた。

 4年ぶりのウインブルドンで早速、大観衆を目前にしてプレーすることになったが、マリーはこれについて「6~7年前は、センターコートでのプレーにかなりのストレスを感じていた。でも今ではあの大観衆の前でプレーすることが本当に恋しい」とコメント。さらに、「またあのプレッシャーを楽しみたい。不安はないよ。ただただトライしたいと思っている」と、頼もしい言葉を残した。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】どんなボールも打ち返す、プロの超絶フットワーク集!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号