テニスの四大大会「ウインブルドン」(6月28日~7月11日/イギリス:ロンドン/グラスコート)は、現地7月1日に男子シングルス2回戦を実施。第6シードで世界ランク8位のロジャー・フェデラー(スイス)が、同56位のリシャ―ル・ガスケ(フランス)を7-6(1)、6-1、6-4のストレートで下し、同大会18度目の3回戦進出を果たした。
1回戦では世界41位のアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦し、相手の途中棄権という形で2回戦へ駒を進めた39歳のフェデラー。
ガスケとの試合では序盤からお互いにサービスキープが続く展開となったが、フェデラーがタイブレークを制して第1セットを先取。リターンゲームで2度のブレークに成功して第2セットを奪うと、迎えた第3セットでも精度の高いサービスを起点としたプレーでガスケに流れを渡さず、1時間51分で勝利を収めた。
終始安定した試合運びを見せ、ウインブルドンでの通算成績を103勝12敗としたフェデラーは試合後のインタビューで「リシャ―ルと対戦するのはいつも楽しい。彼はとても質の高いバックハンドを持っている」と対戦相手を称賛しつつ、「今日の自分のパフォーマンスには本当に満足している。第1セットはタフだったけど、第2セットは素晴らしい出来だった。第3セットはほんの少しだけ良かった。もちろん、とてもとても幸せだ」と感慨深げに喜びを表現した。
さらに、「誰を応援するかにかかわらず、観客が盛り上がってくれることを期待している」とも語り、有観客開催となった聖地ウインブルドンでのプレーを楽しんでいるという。
次なる3回戦では、第29シードのキャメロン・ノーリー(イギリス/34位)と対戦するフェデラー。インタビューの最後には「彼は素晴らしい1年を過ごしているし、シンチ選手権でも非常にいいプレーをしていたから、タフな試合になることはわかっている」とノーリーへの警戒感を示した。だが、徐々にフェデラーも調子を上げてきているだけに、多くのテニスファンからも更なる上位進出への期待が高まっている。次戦も持ち前の芸術的なプレーで勝利をつかんでほしい。
文●中村光佑
【PHOTO】史上最強の王者!ロジャー・フェデラーの「ウインブルドン2019」を振り返る!
1回戦では世界41位のアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦し、相手の途中棄権という形で2回戦へ駒を進めた39歳のフェデラー。
ガスケとの試合では序盤からお互いにサービスキープが続く展開となったが、フェデラーがタイブレークを制して第1セットを先取。リターンゲームで2度のブレークに成功して第2セットを奪うと、迎えた第3セットでも精度の高いサービスを起点としたプレーでガスケに流れを渡さず、1時間51分で勝利を収めた。
終始安定した試合運びを見せ、ウインブルドンでの通算成績を103勝12敗としたフェデラーは試合後のインタビューで「リシャ―ルと対戦するのはいつも楽しい。彼はとても質の高いバックハンドを持っている」と対戦相手を称賛しつつ、「今日の自分のパフォーマンスには本当に満足している。第1セットはタフだったけど、第2セットは素晴らしい出来だった。第3セットはほんの少しだけ良かった。もちろん、とてもとても幸せだ」と感慨深げに喜びを表現した。
さらに、「誰を応援するかにかかわらず、観客が盛り上がってくれることを期待している」とも語り、有観客開催となった聖地ウインブルドンでのプレーを楽しんでいるという。
次なる3回戦では、第29シードのキャメロン・ノーリー(イギリス/34位)と対戦するフェデラー。インタビューの最後には「彼は素晴らしい1年を過ごしているし、シンチ選手権でも非常にいいプレーをしていたから、タフな試合になることはわかっている」とノーリーへの警戒感を示した。だが、徐々にフェデラーも調子を上げてきているだけに、多くのテニスファンからも更なる上位進出への期待が高まっている。次戦も持ち前の芸術的なプレーで勝利をつかんでほしい。
文●中村光佑
【PHOTO】史上最強の王者!ロジャー・フェデラーの「ウインブルドン2019」を振り返る!