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車いすテニスの上地結衣が日本シリーズで始球式を担当!ワンバン投球に「出来は40点くらい」

スマッシュ編集部

2019.10.23

車いすから見事な投球を披露した上地結衣。写真=山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 巨人対ソフトバンクの日本シリーズ第4戦(23日、東京ドーム)で、車いす女子テニス世界ランキング2位の上地結衣が始球式に登場。サウスポーから放たれたボールはワンバウンドではあったが、捕手・小林のミットへ見事収まり、スタジアムには歓声が巻き起こった。

 始球式後には「練習の方がいい球が投げられていたのですが、グラウンドに出てから緊張しました。出来は40点くらいです」とコメント。
 
 リオパラリンピック車いすテニス女子シングルスで銅メダルを獲得した上地は、2018年の全仏オープン優勝など輝かしい実績を持つ日本テニス界のエースだ。今年のグランドスラムでのタイトルはなかったものの、今月のITF1カテゴリーの「Sardinia Open 2019」(イタリア、アルゲーロ)では見事に優勝を果たしており、東京パラリンピック車いすテニス女子シングルス代表にも内定している。

〈過去の主な成績〉
-シングルス-(自己最高位 1位)
全豪オープン優勝  (2017)
全仏オープン優勝  (2014、2017、2018)
全英オープンベスト4(2017~2019)
全米オープン優勝  (2014、2017)

-ダブルス- (自己最高位 1位)
全豪オープン優勝  (2014~2016、2018)
全仏オープン優勝  (2014、2016、2017)
全英オープン優勝  (2014~2018)
全米オープン優勝  (2014、2018)

構成●スマッシュ編集部