現地7月11日に閉幕したテニスの四大大会「ウインブルドン」(6月28日~7月11日/イギリス:ロンドン/グラスコート)で、大規模な八百長が行なわれていた疑いがあることを、ドイツ紙『Die Welt』が報じている。
同紙によると、今大会のシングルス1試合とダブルス1試合で「(試合結果の)操作が行なわれた可能性がある」という。シングルスについてはドイツ人選手と対戦した選手に疑いが持たれており、第2セットの特定のスコアに数百万円がベットされ、実際にその通りになった。
ダブルスは男子1回戦でのもので、優勢とみられていたペアが第1セットを先取したところで試合結果に関するベットが行なわれ、その後は逆転負けとなったが、このベットのタイミングや金額に不自然な点が見られたという。
テニスにおける不正行為を監視する国際テニス・インテグリティ・エージェンシー(以下:ITIA)は、これらの八百長疑惑を調査中で、「運営上の理由」から個々の事件についての詳細は明かせないものの、確かな情報を保持しているとした。
ITIAの最新の報告書によると、今年の4月から6月にかけて、規制対象のベッティング業者の協力の下で計11件の八百長疑惑を確認し、うち9試合が下部大会(ITFサーキット)でのもので、2試合がATP250グレードでのものだと明かされている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】プレーの合間に垣間見えるトッププロの素顔
同紙によると、今大会のシングルス1試合とダブルス1試合で「(試合結果の)操作が行なわれた可能性がある」という。シングルスについてはドイツ人選手と対戦した選手に疑いが持たれており、第2セットの特定のスコアに数百万円がベットされ、実際にその通りになった。
ダブルスは男子1回戦でのもので、優勢とみられていたペアが第1セットを先取したところで試合結果に関するベットが行なわれ、その後は逆転負けとなったが、このベットのタイミングや金額に不自然な点が見られたという。
テニスにおける不正行為を監視する国際テニス・インテグリティ・エージェンシー(以下:ITIA)は、これらの八百長疑惑を調査中で、「運営上の理由」から個々の事件についての詳細は明かせないものの、確かな情報を保持しているとした。
ITIAの最新の報告書によると、今年の4月から6月にかけて、規制対象のベッティング業者の協力の下で計11件の八百長疑惑を確認し、うち9試合が下部大会(ITFサーキット)でのもので、2試合がATP250グレードでのものだと明かされている。
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