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海外テニス

錦織がマクラクランとのダブルス1回戦で完勝!勢いをつけてシングルスへ<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.07.24

シングルスに先駆けてダブルスに出場した錦織は、マクラクランと息の合ったプレーで相手を寄せ付けずストレートで勝利した。(C)Getty Images

シングルスに先駆けてダブルスに出場した錦織は、マクラクランと息の合ったプレーで相手を寄せ付けずストレートで勝利した。(C)Getty Images

 オリンピック2大会連続メダル獲得に期待が高まる日本テニス界のエース錦織圭が7月24日、シングルスに先立ち勉マクラクランとのペアでダブルス1回戦に登場。ジョアン・ソウザ/ペドロ・ソウザ(ポルトガル)を6-1、6-4のストレートで下し、2回戦へと駒を進めた。

 錦織にとって4度目のオリンピック。前回のリオ五輪では96年ぶりにテニス競技でメダル(銅メダル)をもたらしただけに今大会でも周囲からの期待は高く、錦織自身も「メダルを目指して頑張りたい」と意気込む。

 そんな日本のエースが臨んだダブルスは錦織のサービスで幕を開け、序盤から質の高いプレーで相手に付け入る隙を与えず5ゲームを連取。第6ゲームでこそ相手にサービスキープを許したものの、続く第7ゲームで錦織がきっちりサービスをキープして第1セットをものにする。

 続く第2セットも錦織/マクラクラン優位の流れは変わらず。日本ペアは成功率70パーセント以上と安定したサービスをベースにポイントを重ね、食い下がるポルトガルペアを力で振り切った。
 

「なかなか自国でオリンピックを戦えるというのは、巡り合えるものではないので、やはり楽しく、苦い思い出にはしたくないです」と大会前に語っていた錦織。思い出の詰まった有明のコートで、確かな一歩を踏み出した。

 2021年シーズンは試行錯誤の復活ロードを歩んでいる錦織。25日のシングルス1回戦では23歳の若手注目株アンドレイ・ルブレフ(世界7位/ロシア)と対戦するが、ダブルスでつかんだ勝利の感触と勢いを糧に、新たなる1歩を踏み出すことを期待したい。

スマッシュ編集部

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