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海外テニス

東京五輪でメダルを逃したジョコビッチが早くもリベンジ宣言「パリではもっと強くなって戻ってきたい」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.08.05

東京五輪ではメダルを逃したジョコビッチだが、すでにパリ大会に向けて前向きのようだ。(C)Getty Images

東京五輪ではメダルを逃したジョコビッチだが、すでにパリ大会に向けて前向きのようだ。(C)Getty Images

 男子テニス世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、8月5日に自身のインスタグラム(@djokernole)を更新し、東京オリンピックへの感謝や2024年のパリ大会に向けた意気込みを綴った。

 ジョコビッチは2021年の全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドンを制し、オリンピックと全米オープンで優勝すると男子テニス史上初となる『年間ゴールデンスラム』を達成することになるため、大きな期待がかかっていたが、その夢は打ち砕かれてしまった。

 オリンピックの準決勝でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)に逆転負けを喫し、3位決定戦でもパブロ・カレノブスタ(スペイン)に敗退。さらにニーナ・ストヤノビッチと組んだミックスダブルスの3位決定戦を棄権し、シングルス、ダブルスともにメダル獲得を逃すこととなり、インタビューで「国のためにメダルを獲得できなかったことは残念。精神的にも肉体的にも疲れてしまい、自分のテニスのレベルが下がってしまった」と落胆していたジョコビッチ。
 
 しかし、今回のインスタグラムでは「セルビアを代表してオリンピックに参加できたのは、本当に名誉なことだったよ。東京、そしてスポーツの魔法のために集まってくれた皆さん、ありがとう」と綴り、「心の中では、メダル獲得のために全てを捧げて戦ったと思っている。そしてパリではもっと強くなって戻ってきたい」とパリ大会に向けて前向きなコメントもしている。

 そして「まだメダルを目指して戦っているセルビアの選手の皆さん、頑張って」と他競技のセルビア選手にエールを送り、セルビアチームやプレーなどの写真を添えてアップした。

『年間ゴールデンスラム』の偉業は達成できなかったが、ジョコビッチには『年間グランドスラム』がかかる全米オープンが残っている。さらにパワーアップすべく前向きな王者から目が離せない。

構成●スマッシュ編集部

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