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海外テニス

全米オープン初戦、杉田祐一とダニエル太郎はストレート敗退するも大坂なおみは貫録の白星発進!<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.08.31

ラッキールーザーで出場となった杉田は、今季絶好調の22歳ルードの前に流れをつかめず敗れた。(C)Getty Images

ラッキールーザーで出場となった杉田は、今季絶好調の22歳ルードの前に流れをつかめず敗れた。(C)Getty Images

 テニス四大大会の全米オープン(8月30日~9月12日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート/グランドスラム)では、現地8月30日に男女シングルス1回戦を実施。日本勢では、男子のダニエル太郎(世界ランク109位)と杉田祐一(123位)が、女子では前年大会覇者の大坂なおみ(3位)が登場した。

 今大会予選決勝で敗れるも急きょラッキールーザーで本戦出場となった杉田祐一は、第8シードのキャスパー・ルード(11位/ノルウェー)と対戦。フォアとバックの両方からスピンを効かせた弾道で際どいコースを突いてくるルードに対し、杉田は辛抱強く反撃のチャンスをうかがう。だが、今季すでに4勝をマークする絶好調の22歳がアクセルを緩める気配はなし。杉田は、3-6、2-6、2-6で押し切られた。

 一方、2年連続5度目の本戦出場のダニエルは、アルゼンチンのファクンド・バグニス(80位)と対戦。序盤から取られても取り返す粘りのテニスを見せたダニエルだが、大事な場面でポイントを取り切れず。3-6、3-6、3-6のストレートで敗れ、17年大会以来の2回戦進出を逃した。
 
 センターコートのナイトマッチに登場した大坂なおみは、マリー・ボウズコワ(87位/チェコ)と対戦。ミスを重ねるなど「不安だった」という第1セットであったが、大事な場面で得意のサービスでポイントを重ねるなど、徐々に試合の主導権を掌握。打ち合いでもワンランク上のパフォーマンスを発揮して、6-4、6-1で勝利した。大坂の次戦の相手は、世界ランク145位のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)。

 なお、大会2日目となる現地8月31日には、男子の錦織圭(56位)と西岡良仁(69位)、女子では日比野菜緒(72位)、土居美咲(97位)が初戦を迎える。

構成●スマッシュ編集部

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