いよいよ開幕を迎えた全米オープン(8月30日~9月12日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート/グランドスラム)では、大会初日の現地8月30日にディフェンディングチャンピオンの大坂なおみ(世界3位)が登場。センターコートのナイトセッション第1試合で、マリー・ボウズコワ(チェコ/同87位)を6-4、6-1で破り、2回戦進出を決めた。
両者の対戦は、昨年の全豪オープン1回戦以来2度目のこと。その時は、大坂が攻撃的なプレーでウィナーを連発し、ボウズコワをストレートで下していた。
鮮やかなイエローのウェアで試合に入った大坂は、序盤からアグレッシブな攻めを見せ、第2ゲームで早速ブレークポイントを握るがここは生かせず。逆に直後のサービスゲームで0-40と3連続のピンチを迎えてしまう。
プレッシャーのかかる場面だったが守りに回ることはなく、強打でボウズコワを振り切ってセーブしてみせると、大坂は「カモーン!」と大きく声を上げた。
その後も幾度かピンチを迎えながら、ここぞという場面でサービスエースを叩き込んですべて切り抜ける。すると、ボウズコワサービスの第10ゲームで、観客がどよめくほど強烈なフォアハンドを連発しチャンスをつかんだ大坂が、これをしっかりものにしてセットを先取した。
第2セットでも優位に立ったのは大坂。持ち味のフォアハンドの逆クロスやバックハンドのショートクロスなど、コートを広く使ったラリー展開でボウズコワを攻め立て、第2ゲームで早々にブレークを奪う。
続くゲームで3つのブレークピンチを迎えたが、やはりここも強力なサービスを起点に凌ぎ切ると、勢いそのまま第4ゲームでもブレークに成功。その後も危なげないプレーでリードを守り、1時間33分で勝利をつかんだ。
大坂の次戦の相手は、世界ランク145位のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)。両者はこれが初めての対戦となる。自身初のグランドスラム2連覇に向けて、好スタートを切った大坂。まだまだ戦いは続くが、このまま好調を維持して優勝まで駆け抜けてほしい。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】大坂なおみの2020全米オープン制覇を厳選写真で振り返る
両者の対戦は、昨年の全豪オープン1回戦以来2度目のこと。その時は、大坂が攻撃的なプレーでウィナーを連発し、ボウズコワをストレートで下していた。
鮮やかなイエローのウェアで試合に入った大坂は、序盤からアグレッシブな攻めを見せ、第2ゲームで早速ブレークポイントを握るがここは生かせず。逆に直後のサービスゲームで0-40と3連続のピンチを迎えてしまう。
プレッシャーのかかる場面だったが守りに回ることはなく、強打でボウズコワを振り切ってセーブしてみせると、大坂は「カモーン!」と大きく声を上げた。
その後も幾度かピンチを迎えながら、ここぞという場面でサービスエースを叩き込んですべて切り抜ける。すると、ボウズコワサービスの第10ゲームで、観客がどよめくほど強烈なフォアハンドを連発しチャンスをつかんだ大坂が、これをしっかりものにしてセットを先取した。
第2セットでも優位に立ったのは大坂。持ち味のフォアハンドの逆クロスやバックハンドのショートクロスなど、コートを広く使ったラリー展開でボウズコワを攻め立て、第2ゲームで早々にブレークを奪う。
続くゲームで3つのブレークピンチを迎えたが、やはりここも強力なサービスを起点に凌ぎ切ると、勢いそのまま第4ゲームでもブレークに成功。その後も危なげないプレーでリードを守り、1時間33分で勝利をつかんだ。
大坂の次戦の相手は、世界ランク145位のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)。両者はこれが初めての対戦となる。自身初のグランドスラム2連覇に向けて、好スタートを切った大坂。まだまだ戦いは続くが、このまま好調を維持して優勝まで駆け抜けてほしい。
構成●スマッシュ編集部
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