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海外テニス

「ジョコビッチから学んだことだ」ムラトグルーがチチパスのトイレットブレークを擁護「ルールを定めれば解決する」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.09.08

自身の教え子でもあるチチパス(左)を擁護したムラトグルー氏(右)。(C)Getty Images

自身の教え子でもあるチチパス(左)を擁護したムラトグルー氏(右)。(C)Getty Images

 いよいよ2週目に突入したテニスの四大大会「全米オープン」(8月30日~9月12日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート/グランドスラム)。前半戦は、選手たちの熱いプレーが注目を集めたのはもちろんだが、ステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク3位)によるトイレットブレーク問題も大きな話題となった。

 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ/4位)やアンディー・マリー(イギリス/112位)といった、最近チチパスと対戦した選手たちは、彼の長すぎるトイレットブレークを非難。これに同調する声も多く聞かれる状況だが、当のチチパス本人は「ルールには違反していない」と反論している。

 これについて、チチパスが練習拠点にしているムラトグルー・アカデミーの代表、パトリック・ムラトグルー氏は、テニスメディア『Tennis Majors』がウェブ上で公開した動画の中で、「彼にはリセットの時間が必要だから」と、チチパスを擁護する発言を残している。

 ムラトグルー氏は、チチパスのトイレ休憩の長さについていくら議論しても、ルール上に具体的な時間制限が明記されていない以上は「違反ではないという事実は変わらない」と指摘。

 また、「選手たちはほとんどの場合、用を足すためではなく(気持ちを)リセットして集中力を高めるためにトイレ休憩を取っている」と語り、「彼(チチパス)も相手のリズムを崩そうとしているわけではない」と強調した。
 
 さらに、チチパスがこのような行動を取るようになった理由についても言及。それは今年の全仏オープン決勝で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/1位)と対戦した時の出来事で、「彼(チチパス)が2セットアップした後にジョコビッチがトイレ休憩を取って、戻ってくるとまるで別の試合のようになった」と明かす。

「これで学んだのは、ジョコビッチがチチパスのリズムを崩そうとしたのではなく、自分のための時間を取り、リセットして違う状態で戻ってきたということ。チチパスはそれに気付き、自分でも試してみて、上手くいったんだ。だから今も続けているんだよ」と説明している。

 とはいえ、トイレットブレークに時間制限がないことには、ムラトグルー氏も疑問を抱いているようだ。「テニスの試合は長すぎると常々思っていた。トイレ休憩も3分~5分くらいであるべきだとは思うよ」としつつ、「ATP、WTA、ITFがルールを定めてくれれば、この問題も解決するんだけどね」と語った。

構成●スマッシュ編集部

【連続写真】チチパス19歳時のサービスからドライブボレーで決めるプレー

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