車いすテニス界を牽引してきた国枝慎吾が、自身が持つ3つのギネス世界記録を更新した。『ギネスワールドレコーズ』の日本公式サイトが発表したところによれば、今回、国枝が更新したギネス記録は下記の3つだ。
◆パラリンピックの車いすテニス男子シングルス最多金メダル/3回
◆グランドスラム 車いすテニス最多優勝数/46回
◆グランドスラム 車いすテニスシングルス(男子)/25回
公式認定証は本人に郵送され、国枝は自身のインスタグラム(@shingokunieda)で、「ギネス記録3つ更新。有難うございます!」とのコメントとともに、3つの認定証を抱えて笑顔の写真を投稿した。
『ギネスワールドレコーズ』の日本公式サイトでは国枝のインタビューも掲載しており、喜びを語っている。
「パラリンピック出場は今回で5大会目でしたが、東京大会は特別なものでしたし、そこで金メダルを獲得することができて、本当に今までの人生で一番うれしい勝利だったと思ってます」
やはり、3つの輝かしい記録のなかでも注目は3つの金メダルだ。2008年北京と2012年ロンドンで金メダルを獲得。3つ目の金メダルを目指した2016年のリオデジャネイロではベスト8だった。
「2016年に敗れて、すべてを変えて、テクニックも車いすもコーチもトレーナーも全員、全部を一新して臨んだこの5年間だったので、その5年間の集大成がパラリンピックだったと思います」
国枝は今年で37歳。力強いショットを打つ若手が台頭してくる中、再び頂点に立つには、並々ならない努力と強い気持ちが必要だっただろう。その苦しい時期を乗り越えての東京パラリンピックでの3つ目の金メダルだった。
最後に世界一に挑戦する人に向けて、「何事もチャレンジしてみることだと思って僕自身もずっとキャリアを積んできましたし、やっぱりチャレンジしないと何も始まりません。無理だと思うことでも、まずは最初の一歩を踏み出してみることです」とコメントしている。
車いすテニスの知名度が低い時からチャレンジを続けている国枝は、その結果としてレジェンドと呼ばれる地位にまで到達した。彼の戦う姿は一歩を踏み出す勇気を多くの人に与えてくれている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】東京オリンピック・パラリンピックのテニス競技のメダリストたち
◆パラリンピックの車いすテニス男子シングルス最多金メダル/3回
◆グランドスラム 車いすテニス最多優勝数/46回
◆グランドスラム 車いすテニスシングルス(男子)/25回
公式認定証は本人に郵送され、国枝は自身のインスタグラム(@shingokunieda)で、「ギネス記録3つ更新。有難うございます!」とのコメントとともに、3つの認定証を抱えて笑顔の写真を投稿した。
『ギネスワールドレコーズ』の日本公式サイトでは国枝のインタビューも掲載しており、喜びを語っている。
「パラリンピック出場は今回で5大会目でしたが、東京大会は特別なものでしたし、そこで金メダルを獲得することができて、本当に今までの人生で一番うれしい勝利だったと思ってます」
やはり、3つの輝かしい記録のなかでも注目は3つの金メダルだ。2008年北京と2012年ロンドンで金メダルを獲得。3つ目の金メダルを目指した2016年のリオデジャネイロではベスト8だった。
「2016年に敗れて、すべてを変えて、テクニックも車いすもコーチもトレーナーも全員、全部を一新して臨んだこの5年間だったので、その5年間の集大成がパラリンピックだったと思います」
国枝は今年で37歳。力強いショットを打つ若手が台頭してくる中、再び頂点に立つには、並々ならない努力と強い気持ちが必要だっただろう。その苦しい時期を乗り越えての東京パラリンピックでの3つ目の金メダルだった。
最後に世界一に挑戦する人に向けて、「何事もチャレンジしてみることだと思って僕自身もずっとキャリアを積んできましたし、やっぱりチャレンジしないと何も始まりません。無理だと思うことでも、まずは最初の一歩を踏み出してみることです」とコメントしている。
車いすテニスの知名度が低い時からチャレンジを続けている国枝は、その結果としてレジェンドと呼ばれる地位にまで到達した。彼の戦う姿は一歩を踏み出す勇気を多くの人に与えてくれている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】東京オリンピック・パラリンピックのテニス競技のメダリストたち