現地時間10月18日、テニスの世界ランキングが発表された。いまだ強烈な存在感を放つレジェンド、ロジャー・フェデラー(スイス/40歳)が、2017年1月以来となるトップ10陥落となった。
フェデラーは昨年2月の全豪オープン以降、2度にわたり右膝の手術を行ないツアーから完全離脱。今年3月のドーハ大会で復帰を果たしたものの、シーズン最大の目標としていたウインブルドンでは準々決勝でポーランドのフベルト・フルカチュにストレート負け。その後予定されていた東京オリンピックへの出場を断念し、ふたたび右膝にメスを入れることを決断。2021年シーズンの戦いを5大会14試合で終わらせていた。
今夏の手術後に行なわれた米誌『GQ』のインタビューでは、「(今年)プレーできたことは幸せだった。リハビリも順調に進んでいる。最悪な事態は過ぎ去ったし、これから起こる全てのことを楽しみにしている」と語っていたフェデラー。2016年に負傷離脱した際は、翌年の全豪オープンで復活優勝を遂げているだけに、ふたたびコートに立つことを多くのファンが待ちわびている。
そんなレジェンドに代わって新たにトップ10入りを果たしたのは、前述した今年のウインブルドンでフェデラーに勝利していたフルカチュだ。「フェデラーは自分にとってのアイドル」と口にする24歳は、今季35位からスタートし、1月のデルレイビーチ、4月のマイアミ、9月のメツとツアー3勝を記録して着実に順位をアップさせていた。
そして、10月7日~17日に行なわれたBNPパリバ・オープンでベスト8入りしたことで、フェデラーに代わってトップ10入りが決定。ポーランド出身の男子選手でトップ10入りするのは、70~80年代に活躍したウォイチェフ・フィバク以来の史上2人目となった。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】ウインブルドン2021で活躍したフェデラーら男子選手の厳選写真
フェデラーは昨年2月の全豪オープン以降、2度にわたり右膝の手術を行ないツアーから完全離脱。今年3月のドーハ大会で復帰を果たしたものの、シーズン最大の目標としていたウインブルドンでは準々決勝でポーランドのフベルト・フルカチュにストレート負け。その後予定されていた東京オリンピックへの出場を断念し、ふたたび右膝にメスを入れることを決断。2021年シーズンの戦いを5大会14試合で終わらせていた。
今夏の手術後に行なわれた米誌『GQ』のインタビューでは、「(今年)プレーできたことは幸せだった。リハビリも順調に進んでいる。最悪な事態は過ぎ去ったし、これから起こる全てのことを楽しみにしている」と語っていたフェデラー。2016年に負傷離脱した際は、翌年の全豪オープンで復活優勝を遂げているだけに、ふたたびコートに立つことを多くのファンが待ちわびている。
そんなレジェンドに代わって新たにトップ10入りを果たしたのは、前述した今年のウインブルドンでフェデラーに勝利していたフルカチュだ。「フェデラーは自分にとってのアイドル」と口にする24歳は、今季35位からスタートし、1月のデルレイビーチ、4月のマイアミ、9月のメツとツアー3勝を記録して着実に順位をアップさせていた。
そして、10月7日~17日に行なわれたBNPパリバ・オープンでベスト8入りしたことで、フェデラーに代わってトップ10入りが決定。ポーランド出身の男子選手でトップ10入りするのは、70~80年代に活躍したウォイチェフ・フィバク以来の史上2人目となった。
構成●スマッシュ編集部
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