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海外テニス

女子テニス協会のコロナ対策メールが流出!ワクチン未接種でも全豪オープンに出場可能か<SMASH>

中村光佑

2021.10.26

未接種でも出場可能なのは連覇を狙うジョコビッチとっては朗報だ。(C)Getty Images

未接種でも出場可能なのは連覇を狙うジョコビッチとっては朗報だ。(C)Getty Images

 新型コロナウイルス感染拡大対策の一環で全ての選手に対し、大会開幕までのワクチン接種義務化を課す可能性が高まっている来年1月の全豪オープン。だが、ここにきてワクチン未接種の選手であっても出場を認められる方向に動いていることが、現地10月24日に流出したWTA(女子テニス協会)のメールで明らかになった。

 海外テニス専門メディア『UBITENNIS』によると、WTAは全豪オープンに出場するための条件について、選手宛てに1通のメールを送信。同メールは内密に選手へ共有されたはずのものであったが、米紙『New York Times』のテニスジャーナリストであるベン・ローテンバーグ記者が自身のツイッターで内容をリークした。

 そこには「ワクチンを接種していない選手は、強制的に14日間の検疫と定期的な検査が義務付けられる」としながらも、「ワクチン未接種者の出場は許可される」と綴られている。現時点では約2週間の隔離措置を経た後に自由行動が許可されるのかは不透明だ。

 一方、メールではワクチン接種が完了した選手について「検疫やバブル(安全隔離施設)内での滞在は必要ない。継続的な制限もなく、完全に自由に移動することができる」と伝えたようだ。
 
 情報が流出したことについては、「正式に発表される前に情報をリークするのはクリックベイト(虚偽のコンテンツで目を惹くような行為)だ」などとローテンバーグ記者への批判の声も上がっている。

 仮にワクチン未接種者に出場が認められるのであれば、接種義務化による大会の欠場が囁かれていた世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)にも扉が開かれることになる。全豪で9度の優勝を誇るジョコビッチはかねてからワクチンの接種義務化に反対の意向に示しており、最近のインタビューでも「(ワクチン接種が必須となれば)メルボルンでプレーするかはわからない」とコメント。

 さらに、記者から「もうワクチンを接種したか?」と問われたものの、「それはプライベートな問題で、答えることによって(メディアに)不利に利用されてしまう」として回答を拒否していた。

 現段階では全豪を主催するテニス・オーストラリアの関係者は「2022年の全豪オープンにおける選手の条件については、ビクトリア州政府および連邦政府と連携しながら決めている」と明言を避けている。いずれにせよ、間もなく最終決定が下されることは間違いないだろう。

文●中村光佑

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