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国内テニス

【全日本選手権】清水悠太・岡村恭香の男女第1シードが好発進。学生の羽澤慎治・阿部宏美がシードを破る<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.11.01

慶大4年の羽澤慎治は第15シードの竹内研人に快勝して3回戦にコマを進めた。写真提供:齋藤宣孝(関西テニス協会)

慶大4年の羽澤慎治は第15シードの竹内研人に快勝して3回戦にコマを進めた。写真提供:齋藤宣孝(関西テニス協会)

 テニスの日本チャンピオンを決める「大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権96th」(10月30日~11月7日/兵庫・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)は、11月1日に本戦3日目を迎え、男女シングルス2回戦などが行なわれた。この日からシード選手が登場。清水悠太、岡村恭香の男女第1シードが順当に勝ち上がった一方で、特に男子ではシードダウンが相次ぐ1日となった。

 第4シードの望月勇希が18歳のホープ、磯村志にストレート負け。第7シードで大器と期待される若手プロ、田島尚輝も、2014年の全日本チャンピオンで試合巧者の江原弘泰にやはりストレートで屈した。他に田沼諒太(第8シード)、竹島駿朗(第10シード)らが敗退。また、大学生の活躍も目立ち、第13シードの白石光の他、慶大4年の羽澤慎治も竹内研人(第15シード)に快勝して3回戦に進んでいる。

 女子ではシードダウンは小関みちか(第14シード)の1人だけ。昨年のインカレ女王、筑波大3年の阿部宏美が接戦を制して勝ち上がった。初優勝を狙う第4シードの小堀桃子、第5シードの荒川晴菜ら有力選手は危なげなく3回戦進出を決めている。
 
◆男子シングルス2回戦の結果(11月1日)

清水悠太(三菱電機)[1] 6-3 3-6 6-2 上杉海斗(江崎グリコ)
今井慎太郎(イカイ)[3] 6-1 6-0 田口涼太郎(近畿大学)[Q]
磯村志(やすいそ庭球部)[Q] 7-5 6-4 望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)[4]
江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ) 6-4 6-0 田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)[7]
片山翔(伊予銀行) 6-3 6-2 田沼諒太(橋本総業ホールディングス)[8]
小ノ澤新(イカイ)[9] 7-5 5-7 6-2 原﨑朝陽(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)[WC]
市川泰誠(ノア・インドアステージ) 6-7(0) 6-4 6-2 竹島駿朗(Team REC)[10]
白石光(早稲田大学)[13] 6-2 6-4 岡村一成(橋本総業ホールディングス)[Q]
羽澤慎治(慶應義塾大学) 6-1 6-3 竹内研人(橋本総業ホールディングス)[15]

◆女子シングルス2回戦の結果(11月1日)

岡村恭香(橋本総業ホールディングス)[1] 6-3 6-3 西郷幸奈(フリー)
小堀桃子(橋本総業ホールディングス)[4] 6-0 6-4 今田穂(慶應義塾大学)[WC]
荒川晴菜(アオヤマスポーツ)[5] 6-2 6-0 伊藤あおい(サリュートテニス専門)[Q]
川村茉那(フジキン)[7] 7-5 2-6 6-3 平田歩(慶應義塾大学)
細木咲良(原商)[9] 6-0 6-2 川岸七菜(フリー)
輿石亜佑美(竜興化学工業)[11] 7-6(4) 7-5 相川真侑花(テニスユナイテッド)
阿部宏美(筑波大学) 6-4 7-6(5) 小関みちか(橋本総業ホールディングス)[14]
坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)[16] 7-5 6-2 倉持美穂(フリー)

◆女子シングルス1回戦の結果(11月1日)
リュー理沙マリー(フリー) 6-1 6-1 本藤咲良(マサスポーツシステム)

構成●スマッシュ編集部

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