「リポビタン国際ジュニア in 愛媛Supported by KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」（本戦：2021年12月１日～５日／愛媛県総合運動公園／ITFグレード5）が開催され、上位シードがタイトルを獲得して終了した。

　この大会は、伊達公子さんとYONEXによるジュニア育成の共同プロジェクトが2020年から開催しているジュニア大会。日本国内でもポイントが取れるようにとの思いから開催に至っている。

　男女の決勝とも、第１シードと第２シードの対決となった。男子は、第２シードの原﨑朝陽が第１シードの松岡隼と対戦し、初めてセットを落としたものの挽回に成功して優勝を果たした。なお、原崎は大岐優斗と組んだダブルスでも優勝し、２冠を達成している。

　女子決勝は、第１シードの辻岡史帆が第１セットを落としたが、そこから逆転に成功しフルセットで第2シードの松田鈴子から勝利を挙げた。
  　今週は、今年が初開催となる「岐阜国際ジュニア」（本戦：12月８日～12日／岐阜長良川テニスセンター／ITFグレード5）が行なわれる。これにより、ジュニアたちは神奈川、山梨、愛媛、岐阜と4大会連続で国際大会に出場が可能になっている。ここでポイントを取って、世界へ進むチャンスにしてほしい。

【決勝の結果】
■男子シングルス
原﨑朝陽[2]　 3-6 6-4 6-3　松岡隼[1]
■女子シングルス
辻岡史帆[1]　 2-6 6-4 6-2　松田鈴子[2]
■男子ダブルス
原﨑朝陽／大岐優斗[1]　 3-6 6-2 [10-5]　前田優／富田悠太[3]
■女子ダブルス
金巻知里／北原結乃[4]　6-4 5-7 [10-6] 松田鈴子／津田梨央[2]
※[]内数字はシード

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】「リポビタン Presents伊達公子×YONEX PROJECT ～Go for the GRAND SLAM～」ジュニアたちが成長するキャンプの様子