現地時間2月28日、ATP(男子プロテニス協会)は最新の世界ランキングを発表。2020年2月から約2年間にわたって世界1位の座を守り続けてきたノバク・ジョコビッチ(セルビア)に代わり、ダニール・メドベージェフ(ロシア)がロシア人男子選手として約21年ぶりとなる1位に立つこととなった。
昨年9月の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾った25歳のメドベージェフ。今年1月の全豪オープンでは決勝でラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク5位)に2セットアップから大逆転負けを喫したものの、同大会2年連続となる準優勝。だが、優勝すれば自動的に世界1位となるはずだった前週の「メキシコ・オープン」(メキシコ・アカプルコ/ハードコート/ATP500)でも準決勝でナダルにストレート負けを喫し、ベスト4という結果に終わっていた。
ところが、アカプルコ大会と同じ週に行なわれた「ドバイ選手権」(UAE・ドバイ/ハードコート/ATP500)の準々決勝でジョコビッチが敗れたため、新たにメドベージェフが1位に躍り出ることが確定。ちなみに「ビッグ4(ジョコビッチ・フェデラー・ナダル・マリー)」以外のプレーヤーが1位となるのは2004年2月のアンディ・ロディック(アメリカ)以来、約18年ぶりのことだ。
このほどATPは公式サイトでマラット・サフィン、エフゲニー・カフェルニコフに続いてロシア人男子選手3人目の世界王者となったメドベージェフの喜びのコメントを掲載している。
「もちろん、1位になれてうれしいよ。若い頃からの目標だったし、最近では特にね。多くの人々や他のテニスプレーヤーからたくさんの祝福メッセージをもらった。全ての人々が与えてくれる大きなサポートにも感謝したいと思う」
現段階では3月10日から開催される「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)に出場を予定している新世界王者のメドベージェフ。まだまだ2022年シーズンは続くだけに、更なる活躍が期待される。
文●中村光佑
【連続写真】メドベージェフの余分な動きがない安定感抜群のバックハンド!
昨年9月の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾った25歳のメドベージェフ。今年1月の全豪オープンでは決勝でラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク5位)に2セットアップから大逆転負けを喫したものの、同大会2年連続となる準優勝。だが、優勝すれば自動的に世界1位となるはずだった前週の「メキシコ・オープン」(メキシコ・アカプルコ/ハードコート/ATP500)でも準決勝でナダルにストレート負けを喫し、ベスト4という結果に終わっていた。
ところが、アカプルコ大会と同じ週に行なわれた「ドバイ選手権」(UAE・ドバイ/ハードコート/ATP500)の準々決勝でジョコビッチが敗れたため、新たにメドベージェフが1位に躍り出ることが確定。ちなみに「ビッグ4(ジョコビッチ・フェデラー・ナダル・マリー)」以外のプレーヤーが1位となるのは2004年2月のアンディ・ロディック(アメリカ)以来、約18年ぶりのことだ。
このほどATPは公式サイトでマラット・サフィン、エフゲニー・カフェルニコフに続いてロシア人男子選手3人目の世界王者となったメドベージェフの喜びのコメントを掲載している。
「もちろん、1位になれてうれしいよ。若い頃からの目標だったし、最近では特にね。多くの人々や他のテニスプレーヤーからたくさんの祝福メッセージをもらった。全ての人々が与えてくれる大きなサポートにも感謝したいと思う」
現段階では3月10日から開催される「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)に出場を予定している新世界王者のメドベージェフ。まだまだ2022年シーズンは続くだけに、更なる活躍が期待される。
文●中村光佑
【連続写真】メドベージェフの余分な動きがない安定感抜群のバックハンド!