前週の女子テニスツアー「マイアミ・オープン」で優勝を飾り、4月4日に更新された世界ランキングで新たに1位の座に就いたイガ・シフィオンテク(ポーランド)。現地4月4日に更新した自身の公式SNSで新世界女王となったことへの喜びを語った。
2月下旬の「カタール・オープン」、3月中旬の「BNPパリバ・オープン」を制した20歳のシフィオンテクは、マイアミでも初戦(2回戦)から全てストレート勝ちを収めて決勝へと進出。迎えた決勝では大坂なおみ(現35位)を6-4、6-0で圧倒し、3大会連続の優勝を成し遂げた。さらにシフィオンテクは同じ年にインディアンウェルズとマイアミの両大会を制覇する「サンシャイン・ダブル」を史上最年少で達成した選手となった。
こうして、2012年に2位を記録したポーランドのスター、アグニエスカ・ラドワンスカを抜き、男女を通じて同国選手初の世界1位に輝いたシフィオンテク。そんな記録ずくめの金字塔を打ち立てた彼女は、公式SNSで次のように思いの丈を綴った。
「世界ランキング(で1位になったこと)が今日公式に発表され、自分自身や家族、そしてチーム、パートナーと共にこのことを祝い、喜びたいと思っています。私は普段、数字やランキングにはこだわらないのですが、男女を通じてシングルスで世界1位の座に立った最初のポーランド人テニスプレーヤーとなったので、私にとっては大きな意味を持ちます」
続けてシフィオンテクは「いつかポーランドでも、最高レベルでテニスをする人がもっと増えればいいなと思っています。私の功績が一部の人々へインスピレーションを与えることができたことに、とても感謝しています」ともコメント。自身の快挙達成が母国のテニス界に良い影響をもたらすことを願っている。
そして20歳の新世界女王は「最後になりますが…私は試合が大好きで、最近の全ての瞬間に感謝しています」とテニスへの想いを伝え、全文を締めくくった。
長らく世界1位の座にあったアシュリー・バーティー(オーストラリア)の突然の現役引退も、今回のシフィオンテクの栄誉につながったのは事実だ。だが何よりもシフィオンテクの安定した強さは評価されるべきだろう。4月からは得意のクレーシーズンが始まるだけに、彼女のさらなる活躍を期待したい。
文●中村光佑
【PHOTO】全豪オープン2022で活躍した女子選手の厳選ショットを一挙公開!
2月下旬の「カタール・オープン」、3月中旬の「BNPパリバ・オープン」を制した20歳のシフィオンテクは、マイアミでも初戦(2回戦)から全てストレート勝ちを収めて決勝へと進出。迎えた決勝では大坂なおみ(現35位)を6-4、6-0で圧倒し、3大会連続の優勝を成し遂げた。さらにシフィオンテクは同じ年にインディアンウェルズとマイアミの両大会を制覇する「サンシャイン・ダブル」を史上最年少で達成した選手となった。
こうして、2012年に2位を記録したポーランドのスター、アグニエスカ・ラドワンスカを抜き、男女を通じて同国選手初の世界1位に輝いたシフィオンテク。そんな記録ずくめの金字塔を打ち立てた彼女は、公式SNSで次のように思いの丈を綴った。
「世界ランキング(で1位になったこと)が今日公式に発表され、自分自身や家族、そしてチーム、パートナーと共にこのことを祝い、喜びたいと思っています。私は普段、数字やランキングにはこだわらないのですが、男女を通じてシングルスで世界1位の座に立った最初のポーランド人テニスプレーヤーとなったので、私にとっては大きな意味を持ちます」
続けてシフィオンテクは「いつかポーランドでも、最高レベルでテニスをする人がもっと増えればいいなと思っています。私の功績が一部の人々へインスピレーションを与えることができたことに、とても感謝しています」ともコメント。自身の快挙達成が母国のテニス界に良い影響をもたらすことを願っている。
そして20歳の新世界女王は「最後になりますが…私は試合が大好きで、最近の全ての瞬間に感謝しています」とテニスへの想いを伝え、全文を締めくくった。
長らく世界1位の座にあったアシュリー・バーティー(オーストラリア)の突然の現役引退も、今回のシフィオンテクの栄誉につながったのは事実だ。だが何よりもシフィオンテクの安定した強さは評価されるべきだろう。4月からは得意のクレーシーズンが始まるだけに、彼女のさらなる活躍を期待したい。
文●中村光佑
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