傑出した存在感を放つふたりにレジェンドからも賛辞が送られている。

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　現地時間４月２日、女子テニスツアー「マイアミ・オープン」（アメリカ・マイアミ、ハードコート、WTA1000）は、女子シングルス決勝を開催。ワイルドカードで出場の大坂なおみ（フリー／世界ランク77位）が、第２シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド／２位）に４－６、０－６で敗れ、準優勝となった。

　先月のBNPパリバ・オープン２回戦では、試合中の“ヤジ”に動揺を隠せず、コート上で涙して敗退した大坂。しかし、気持ちを切り替えて臨んだ今大会は、全豪オープン準優勝のダニエル・コリンズ（アメリカ／11位）や、東京五輪金メダリストのベリンダ・ベンチッチ（スイス／28位）を撃破するなど、力強い勝ち上がりを見せた。
　一方、優勝したシフィオンテクは、これでカタール・オープン、BNPパリバ・オープンに続く３大会連続Vとなり、キャリアハイの17連勝をマーク。同一シーズンにBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを制覇する「サンシャイン・ダブル」は、史上４人目の快挙となった。

　試合後、グランドスラムでシングルス18勝を誇るクリス・エバート氏（アメリカ）は、それぞれの名前を挙げながら、「我々はこの対決がメジャー決勝でたくさん見られるだろう」と公式ツイッターに投稿。24歳の大坂、20歳のシフィオンテクという存在に、女子テニス界の明るい将来を期待しているようだ。

　続く文面には、「ナオミが戻ってきたことがうれしいし、イガも今日はゾーンに入っていた」と健闘を称えるコメントを記述。これから突入するクレーシーズンも、エバート氏が言及するとおり、ふたりのさらなる活躍から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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