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BJK杯で日本代表初選出の本玉真唯がエースの活躍!難敵インドに快勝も「初めての国別対抗戦でとても緊張」<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.04.13

エースとして初めて国別対抗戦でプレーした本玉(左)が見事に勝利。写真提供:公益財団法人日本テニス協会

 女子テニスの国別対抗戦「2022ビリー・ジーン・キング・カップ」(BJK杯)のアジア/オセアニア・グループ1部が、4月12日から16日にわたりトルコのアンタルヤで開催。初日となる12日に日本はインドと対戦し、3-0で好スタートを切った。

 昨年に続いて日本代表に選出された内藤祐希が、オープニングマッチに出場しストレートの快勝。試合後に「チームに勝利を届けられてよかった。去年のウクライナ戦では出場した2試合とも勝つことができなくて悔しい思いをした。この予選を1位で通過して、上のグループに行けたら」と、1位通過に意欲を見せた。

 相手エースとの対決では、初めて日本代表に選ばれた本玉真唯が白星を挙げた。「初めての国別対抗戦でとても緊張していた」という彼女だが、「自分のやるべきことをやろうと考えてコートに入った。相手の嫌がるところも探しだせていたので、劣勢になった時にもそこを突いていけた」と、冷静な戦いぶりを披露した。

 3試合目のダブルスも日本が誇る青山修子/柴原瑛菜組が勝利して、日本が3-0でインドを下した。土橋登志久監督は、「アジア/オセアニアはタフな戦いになる。中国と韓国は同じレベルにいるが、そのなかでチーム力を発揮して1位で通過したい」と、力を込めた。

 アジア/オセアニア・グループ1部には、6カ国が出場(日本、中国、インド、インドネシア、韓国、ニュージーランド)。総当たりリーグ戦を行ない、上位2チームが今年11月に開催されるプレーオフに進出できる。

【12日の日本対インドの結果】
[第1試合]〇内藤祐希(229位)6-0、6-4●ルトゥジャ・ボセイ(477位)
[第2試合]〇本玉真唯(129位)6-4、6-4●アンキタ・ライナ(319位)
[第3試合]〇青山修子/柴原瑛菜組6-0、6-4●ソウジャンニャ・バビセッティ/リヤ・バティア組
※カッコ内はWTAシングルス世界ランク

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】本玉真唯の回り込みフォアハンドリターン、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』