肋骨の疲労骨折によりツアー離脱を強いられている男子テニス元世界王者のラファエル・ナダル(スペイン/現4位)が現地4月18日に自身の公式ツイッター(@RafaelNadal)を更新。苦境に立たされている中、約4週間ぶりにコートでのヒッティング練習を行なったと報告した。
今年1月の全豪オープンで男子テニス史上最多となる21度目のグランドスラム優勝を飾った35歳のナダルは3月初旬のBNP・パリバオープン準決勝で左胸部を負傷。痛みとも戦いながら何とか決勝に進んだもののタイトルには届かず、開幕から続いていた連勝も20でストップ。決勝戦直後の記者会見では「胸にずっと針が刺さっているような痛みがあり、呼吸をするのもつらかった」とケガが深刻な状態にあることを告白していた。
その後ナダルは自身のSNSで「肋骨の1本に疲労骨折が見つかってしまい、4~6週間ほど休養することになりました」と公表。出場を予定していた前週の「モンテカルロ・マスターズ」と現在開催中の「バルセロナ・オープン」は大会開幕前に欠場を発表した。
複数の海外メディアで「フィジカルトレーニングはできているが、ラケットを使った練習はできていない」と報じられていたナダルだったが、今回更新した公式ツイッターではクレーコートでボールを打つ2枚の画像を公開。
「4週間ぶりにテニスコートに足を踏み入れました。(負傷離脱後)初めての軽いトレーニングです。コート(公式戦)に戻ってこられることを楽しみにしています」とも綴った。
なお現段階でナダルは5月初旬に開かれる「マドリード・オープン」(5月1日~8日/スペイン・マドリード/クレーコート/ATP)のエントリーリストに名を連ねているが、実際に復帰できるかどうかは依然不透明だ。今年6月3日には36歳を迎えるだけに決して無理はしてほしくないところだが、一日も早い「赤土の王者」の復帰を祈るばかりだ。
文●中村光佑
【連続写真】ヒジ主導でテイクバックしてパワーを生み出す、ナダルのフォアハンド
今年1月の全豪オープンで男子テニス史上最多となる21度目のグランドスラム優勝を飾った35歳のナダルは3月初旬のBNP・パリバオープン準決勝で左胸部を負傷。痛みとも戦いながら何とか決勝に進んだもののタイトルには届かず、開幕から続いていた連勝も20でストップ。決勝戦直後の記者会見では「胸にずっと針が刺さっているような痛みがあり、呼吸をするのもつらかった」とケガが深刻な状態にあることを告白していた。
その後ナダルは自身のSNSで「肋骨の1本に疲労骨折が見つかってしまい、4~6週間ほど休養することになりました」と公表。出場を予定していた前週の「モンテカルロ・マスターズ」と現在開催中の「バルセロナ・オープン」は大会開幕前に欠場を発表した。
複数の海外メディアで「フィジカルトレーニングはできているが、ラケットを使った練習はできていない」と報じられていたナダルだったが、今回更新した公式ツイッターではクレーコートでボールを打つ2枚の画像を公開。
「4週間ぶりにテニスコートに足を踏み入れました。(負傷離脱後)初めての軽いトレーニングです。コート(公式戦)に戻ってこられることを楽しみにしています」とも綴った。
なお現段階でナダルは5月初旬に開かれる「マドリード・オープン」(5月1日~8日/スペイン・マドリード/クレーコート/ATP)のエントリーリストに名を連ねているが、実際に復帰できるかどうかは依然不透明だ。今年6月3日には36歳を迎えるだけに決して無理はしてほしくないところだが、一日も早い「赤土の王者」の復帰を祈るばかりだ。
文●中村光佑
【連続写真】ヒジ主導でテイクバックしてパワーを生み出す、ナダルのフォアハンド