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国内テニス

全豪オープンジュニア出場をかけて、繰り広げられた熱き戦いの結果は?

スマッシュ編集部

2019.11.15

全豪ジュニアの本戦初出場を決めた松田絵理香。写真:住友ゴム工業株式会社

全豪ジュニアの本戦初出場を決めた松田絵理香。写真:住友ゴム工業株式会社

 「全豪オープンジュニアワイルドカード選手権」が11月11日(火)から14日(木)にわたり三重県・四日市テニスセンターで開催された。

 この大会は、日本を含むアジア・オセアニア地域で選ばれた17歳以下のトップ選手による大会で、優勝者には2020年の「全豪オープンジュニア」本戦への出場権が与えられる。

 今大会は13名の男子と11名の女子が出場し、3~4名の総当たり戦のち、上位選手8名による決勝トーナメントが行なわれた。

 女子シングルスの第2シードで出場した松田絵理香が、腹筋の痛みを抱えながらも1試合、1試合を懸命に戦い抜き、優勝に輝いた。これにより、2020年の全豪オープンジュニア本戦のワイルドカードを獲得し、グランドスラムジュニアの本戦初出場を決めた。

 松田は自身のSNSで「1週間、全く想像もしていなかったです。一つの目標にしていたグランドスラムジュニアの本戦、とにかく頑張ります。自分の体のケア、治療をしてくださった方々、本当に感謝しています。今年度あと3大会頑張ります」と喜びと感謝の気持ちを綴った。

 一方、男子シングルスは第1シードのコールマン・ウォン(香港)が、5試合全てストレートで勝ち切り、タイトルを手にした。日本人選手では駒形怜哉の3位が最高成績となった。
 
 主な結果は次の通り

◆男子シングルス準決勝
コールマン・ウォン① 6-1 6-3 駒形怜哉⑦
リン・ナン シュン③ 7-6(7) 2-6 7-5 チャン・ユンソク②

◆男子シングルス決勝
コールマン・ウォン① 6-3 6-3 リン・ナン シュン③

◆男子シングルス3位決定戦
駒形怜哉⑦ 6-1 6-1 チャン・ユンソク②

◆女子シングルス準決勝
ウィ・フィウォン⑥ 6-4 6-3  Thamonpan・Jonglertrakul⑤
松田絵理香② 7-5 6-3 ティアン・ファンラン③

◆女子シングルス決勝
松田絵理香② 7-6(1) 6-2 ウィ・フィウォン⑥

◆女子シングルス3位決定戦
ティアン・ファンラン③ 6-1 6-2 Thamonpan・Jonglertrakul⑤

※丸数字はシード

構成●スマッシュ編集部

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