現在開催中のテニス「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート/グランドスラム)で、元世界王者のラファエル・ナダル(スペイン/現世界ランキング5位)が、グランドスラム(四大大会)での通算勝利数を300の大台に乗せた。
現地5月25日の男子シングルス2回戦に出場したナダルは、コレンティン・ムテ(フランス/139位)と対戦。地元ファンの声援に後押しされる23歳に対してナダルは、「3セット目の最初は悪いゲームをしてしまったが、全体を通して見ればいいプレーができた」の言葉どおり、6-3,6-1、6-4のストレートで勝利。これによりグランドスラム通算300勝目を手にしたのである。
これまでグランドスラムの通算勝利数が300台に達していたのは、ロジャー・フェデラー(スイス/369勝)とノバク・ジョコビッチ(セルビア/324勝)の2人だけだったが、ここにナダルが新たに名を連ねたのである。
ちなみにナダルのグランドスラム1勝目は、2003年のウインブルドン1回戦でマリオ・アンチッチ(クロアチア)から挙げたもの。以降、100勝目は2010年全仏1回戦のジャンニ・ミナ(フランス)、そして200勝目は2016年全仏2回戦のファクンド・バグニス(アルゼンチン)との戦いで記録した。
ナダルが現在参戦している全仏をこのまま勝ち進んでもジョコビッチの記録を抜くことはできないが、仮にこの大会で優勝できれば「全仏V14」と同時に「グランドスラム通算22勝」という自身の持っている史上最多記録を更新することになる。
現地27日に予定されるナダルの3回戦の相手は、ボティック・ファンデザンツフープ(オランダ/29位)。約1年で150位台からトップ30に入ってきた26歳で、今年4月のミュンヘン大会(ドイツ)では準優勝している勢いのある選手だ。
「ローランギャロス(全仏会場)にいるとたくさんの愛を感じる」と相性の良さを口にするナダル。グランドスラム300勝というマイルストーンに到達した生けるレジェンドは、さらなる大記録へ向けて大好きなクレーコートで走り続ける。
構成●スマッシュ編集部
【連続写真】ヒジ主導でテイクバックしてパワーを生み出す、ナダルのフォアハンド
現地5月25日の男子シングルス2回戦に出場したナダルは、コレンティン・ムテ(フランス/139位)と対戦。地元ファンの声援に後押しされる23歳に対してナダルは、「3セット目の最初は悪いゲームをしてしまったが、全体を通して見ればいいプレーができた」の言葉どおり、6-3,6-1、6-4のストレートで勝利。これによりグランドスラム通算300勝目を手にしたのである。
これまでグランドスラムの通算勝利数が300台に達していたのは、ロジャー・フェデラー(スイス/369勝)とノバク・ジョコビッチ(セルビア/324勝)の2人だけだったが、ここにナダルが新たに名を連ねたのである。
ちなみにナダルのグランドスラム1勝目は、2003年のウインブルドン1回戦でマリオ・アンチッチ(クロアチア)から挙げたもの。以降、100勝目は2010年全仏1回戦のジャンニ・ミナ(フランス)、そして200勝目は2016年全仏2回戦のファクンド・バグニス(アルゼンチン)との戦いで記録した。
ナダルが現在参戦している全仏をこのまま勝ち進んでもジョコビッチの記録を抜くことはできないが、仮にこの大会で優勝できれば「全仏V14」と同時に「グランドスラム通算22勝」という自身の持っている史上最多記録を更新することになる。
現地27日に予定されるナダルの3回戦の相手は、ボティック・ファンデザンツフープ(オランダ/29位)。約1年で150位台からトップ30に入ってきた26歳で、今年4月のミュンヘン大会(ドイツ)では準優勝している勢いのある選手だ。
「ローランギャロス(全仏会場)にいるとたくさんの愛を感じる」と相性の良さを口にするナダル。グランドスラム300勝というマイルストーンに到達した生けるレジェンドは、さらなる大記録へ向けて大好きなクレーコートで走り続ける。
構成●スマッシュ編集部
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