テニス四大大会「全仏オープン」(フランス・パリ)は現地6月4日に女子シングルス決勝を実施。21歳の女王イガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランキング1位)が、18歳の挑戦者ココ・ガウフ(アメリカ/23位)を6-1、6-3で破り、2020年大会以来となる2度目の全仏制覇を成し遂げた。
両者は過去2度対戦しており、2021年の「ローマ国際」と今年4月の「マイアミ・オープン」ともに、競り合いながらもストレートでシフィオンテクが勝利している。
両者にとっての3度目の対戦。第1セットの第1ゲームで早くもサービスをブレークしたシフィオンテクは、動きに硬さの見られるガウフに付け入る隙を与えず。そこから4ゲームを連取する得意のロケットスタートを切る。
流れをつかみたいガウフは時折目の覚めるようなフォアハンドの強打を沈めるも、シフィオンテクの安定したプレーは崩れず。逆にガウフの上を行くパワーとスピードを駆使して第7ゲームで再びブレークに成功。6-1でセットを奪う。
シフィオンテクは第2セットの第1ゲームでブレークを許すも、打ち合いでは一歩も引かず。軽快なフットワークから迎撃態勢を整え、クロスの打ち合いから低くて伸びのあるバックのダウンザラインを沈めるなど、18歳の挑戦者を圧倒する。
第4ゲームでブレークバックに成功したシフィオンテクは、そのままポイントを重ね6-3でガウフを振り切り勝利。実に世界女王らしい内容で2年ぶり2度目の全仏オープン制覇を成し遂げた。
試合後、シフィオンテクは「2年前、私はここで優勝しました。あの時も驚異的なことだと思いました。今回も決勝に出ることを目指して戦い続けましたが、ここまでのプレッシャーは物凄いものでした。そうした中で応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」と思いを口にした。
なお、今大会の女子ダブルスでも決勝進出を果たしているガウフは、大会最終日となる5日にジェシカ・ペグラ(アメリカ)と組んで頂点を目指す。シングルスではタイトルを逃したが、果たしてダブルスはどうなるか。こちらの戦いからも目が離せない。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】なかなか見られない、シフィオンテクたちトッププロの練習やテニス教室の様子
両者は過去2度対戦しており、2021年の「ローマ国際」と今年4月の「マイアミ・オープン」ともに、競り合いながらもストレートでシフィオンテクが勝利している。
両者にとっての3度目の対戦。第1セットの第1ゲームで早くもサービスをブレークしたシフィオンテクは、動きに硬さの見られるガウフに付け入る隙を与えず。そこから4ゲームを連取する得意のロケットスタートを切る。
流れをつかみたいガウフは時折目の覚めるようなフォアハンドの強打を沈めるも、シフィオンテクの安定したプレーは崩れず。逆にガウフの上を行くパワーとスピードを駆使して第7ゲームで再びブレークに成功。6-1でセットを奪う。
シフィオンテクは第2セットの第1ゲームでブレークを許すも、打ち合いでは一歩も引かず。軽快なフットワークから迎撃態勢を整え、クロスの打ち合いから低くて伸びのあるバックのダウンザラインを沈めるなど、18歳の挑戦者を圧倒する。
第4ゲームでブレークバックに成功したシフィオンテクは、そのままポイントを重ね6-3でガウフを振り切り勝利。実に世界女王らしい内容で2年ぶり2度目の全仏オープン制覇を成し遂げた。
試合後、シフィオンテクは「2年前、私はここで優勝しました。あの時も驚異的なことだと思いました。今回も決勝に出ることを目指して戦い続けましたが、ここまでのプレッシャーは物凄いものでした。そうした中で応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」と思いを口にした。
なお、今大会の女子ダブルスでも決勝進出を果たしているガウフは、大会最終日となる5日にジェシカ・ペグラ(アメリカ)と組んで頂点を目指す。シングルスではタイトルを逃したが、果たしてダブルスはどうなるか。こちらの戦いからも目が離せない。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】なかなか見られない、シフィオンテクたちトッププロの練習やテニス教室の様子