日本テニス界のエースとして活躍してきた錦織圭が、ユニクロと所属契約を締結したことが6月9日に発表された。2011年からアンバサダー契約を結びユニクロからウエアの提供を受けていた錦織だが、今回の契約締結によってさらに両者の深い関係性が築かれることになる。
同日、オンラインで行なわれた記者会見に出席した錦織は「さらに強いサポートをしてもらえるのは心強い。ユニクロ所属の錦織圭としてさらに羽ばたきたい」と意気込みを口にする。錦織は2012年から日清食品と所属契約を結んでいたが2021年をもって契約満了を迎え、以降はフリーの状態になっていた。
会見で心境を聞かれた錦織は「気持ち的には今までどおりです。今はケガをしてランキングは落ちていますが、またトップに、グランドスラムの決勝だったり、そういう場所に戻りたいという思いがあります。ユニクロさんとこのタイミングで所属になれたことで、これをきっかけに自分の気持ちを盛り上げてやっていきたいというところが一番です」と語る。
今年1月に悩まされていた左股関節の内視鏡による手術に踏み切り、以降は辛抱強くリハビリを続けてきた錦織。その甲斐あって現在はランニングをすることも可能となり戦線復帰の道筋も見えてきた。
錦織は今後について「まずは今までのランキングのところまで戻ってきて、トップ10のところに戻ってきて、最終的にはその位置に戻ってきて、やはり今のナダルだったり、ジョコビッチと1回戦ではなく、(トーナメントの)後半戦で当たっていけるように、またあの場所に戻っていきたいなというのは大きな気持ちです」と意欲を見せる。
なお、ユニクロはジュニア世代のビッグイベント「全日本ジュニアテニス選手権」のタイトルスポンサーとなることも発表。同時に錦織が同大会アンバサダーに就任することも決まった。
アンバサダー決定に錦織は「今は現役に集中したいので器用に色々なことをすることは想像できない」とするが、次世代のテニス界を担うジュニアたちには「自分の現役の姿を、背中を見てもらうではありませんが、そのくらいの気持ちで『カッコいい姿を子どもたちに見せたい』という思いがあります」と語る。
錦織はいまだ公式戦のコートに立つことはできないが、彼が「自分にとって家族のような存在」と語るユニクロという強力なパートナーを得たことは、復活ロードを進む上で大きな原動力になるはずだ。
構成●スマッシュ編集部
【画像】手術後に錦織が久しぶりに姿を見せたクレーコートオープニングイベントの模様
同日、オンラインで行なわれた記者会見に出席した錦織は「さらに強いサポートをしてもらえるのは心強い。ユニクロ所属の錦織圭としてさらに羽ばたきたい」と意気込みを口にする。錦織は2012年から日清食品と所属契約を結んでいたが2021年をもって契約満了を迎え、以降はフリーの状態になっていた。
会見で心境を聞かれた錦織は「気持ち的には今までどおりです。今はケガをしてランキングは落ちていますが、またトップに、グランドスラムの決勝だったり、そういう場所に戻りたいという思いがあります。ユニクロさんとこのタイミングで所属になれたことで、これをきっかけに自分の気持ちを盛り上げてやっていきたいというところが一番です」と語る。
今年1月に悩まされていた左股関節の内視鏡による手術に踏み切り、以降は辛抱強くリハビリを続けてきた錦織。その甲斐あって現在はランニングをすることも可能となり戦線復帰の道筋も見えてきた。
錦織は今後について「まずは今までのランキングのところまで戻ってきて、トップ10のところに戻ってきて、最終的にはその位置に戻ってきて、やはり今のナダルだったり、ジョコビッチと1回戦ではなく、(トーナメントの)後半戦で当たっていけるように、またあの場所に戻っていきたいなというのは大きな気持ちです」と意欲を見せる。
なお、ユニクロはジュニア世代のビッグイベント「全日本ジュニアテニス選手権」のタイトルスポンサーとなることも発表。同時に錦織が同大会アンバサダーに就任することも決まった。
アンバサダー決定に錦織は「今は現役に集中したいので器用に色々なことをすることは想像できない」とするが、次世代のテニス界を担うジュニアたちには「自分の現役の姿を、背中を見てもらうではありませんが、そのくらいの気持ちで『カッコいい姿を子どもたちに見せたい』という思いがあります」と語る。
錦織はいまだ公式戦のコートに立つことはできないが、彼が「自分にとって家族のような存在」と語るユニクロという強力なパートナーを得たことは、復活ロードを進む上で大きな原動力になるはずだ。
構成●スマッシュ編集部
【画像】手術後に錦織が久しぶりに姿を見せたクレーコートオープニングイベントの模様