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フェデラー、ナダル、マリーが共闘!テニス版“ドリームチーム”が9月開催のレーバーカップで実現へ<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.07.01

フェデラー(写真右)とナダル(左)が出場する男子団体戦「レーバーカップ」にマリー(中)の参戦が決定。「ビッグ4」のうち3名が同一チームで戦うことになった。(C)Getty Images

 チーム・ヨーロッパ(欧州選抜)とチーム・ワールド(世界選抜)が戦う男子団体戦の「レーバーカップ」(イギリス・ロンドン/9月23日~25日)。ロジャー・フェデラーがオーガナイズして2017年にスタートし、毎年豪華なメンバーが揃うことで知られる人気大会に、今年は新たなビッグネームが加わることになった。

 元世界1位でグランドスラム3勝を誇るアンディ・マリー(イギリス/現52位)である。

 レーバーカップには初参戦となるマリーは、「ロンドンでの開催を楽しみにしている。チームの一員としてプレーするのは大好きだし、このイベントには素晴らしい雰囲気と激しさがある。チーム・ヨーロッパで、ロジャーとラファ(ナダル)の2人とチームを組めることに興奮している」と大会側を通じてコメント。

 フェデラーも「アンディが我々のチームに加わることを大変うれしく思っている。彼はシングルスとダブルスの両方に出る予定だ。ホームチームにとって素晴らしい戦力となるだろう」と強力なチームメイトの加入を手放しで喜んでいる。
 
 チームは各6名で構成。今回の発表によりビヨン・ボルグがキャプテンを務める「チーム・ヨーロッパ」には、フェデラー、ラファエル・ナダル、マリーの3名が確定。残りの3枠の中には19歳の超新星カルロス・アルカラス(スペイン/7位)の加入も予想されるなど、いずれにしても豪華メンバーの加入が予想されている。

 一方、ジョン・マッケンローが率いる「チーム・ワールド」には、フェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/9位)、テイラー・フリッツ(アメリカ/14位)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/15位)の参戦が発表されている。

 負傷により1年近く戦線を離脱しているフェデラーが久しぶりにコートに立ち、さらにはナダルと組んでダブルスに挑む今年のレーバーカップ。ここに地元イギリスの英雄マリーがチームに加わるとなればまさに「ドリームチーム」である。

 試合は3日間を通してシングルス9試合とダブルス3試合の計12試合を行ない、その結果で勝敗が決まる。ちなみに現在まで、チーム・ヨーロッパが4大会全てに勝利している。

構成●スマッシュ編集部

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