男子テニスのステファノス・チチパス（ギリシャ／世界ランク４位）が、７月12日に自身のツイッター（@steftsitsipas）を更新し、日本食レストランでのマナーが話題になっている。

「日本食レストランに行ったら、箸をこすり合わせないようにしましょう。これは非常に不快な行為であり、シェフに対する侮辱でもあります」と綴ったチチパス。日本でも認知度が低いが“こすり箸”について言及したのだろう。

　こすり箸とは、割り箸を割った後のささくれ等をこすって取り除く行為のことで、“質の悪い箸を提供している店”と見なすことになると言われている。ささくれ等が気になる場合は手で取り除くのがベストのようだ。

　この投稿を見たファンからは、「何年もそれをやっています。すみません」「知らなかったよ、ありがとう」「より良い箸を提供するべきだね」「こすり合わせて破片を取り除くのが一般的でしょう。東京で見ました」「ステファノスで文化を学んだ」などのコメントが寄せられている。
  　また一方では、「試合に負けた場合は、記者会見で相手をいじめっ子と呼ばないでください。これは対戦相手やテニスに対して非常に攻撃的で侮辱的な行為です」「テニスをする場合は、ボールを観客にぶつけないでください。これは非常に不快で、試合を侮辱する行為です」「負けている場合は、お父さんからのコーチングを受けるために携帯電話を持ってトイレに行かないでください」といった、チチパスの試合中の行為を彷彿とさせる皮肉のコメントも届いている。

　なお、チチパスは叔母の夫が日本人ということもあり、親日家として知られている。インタビューやツイッターで日本語を披露したり、手巻き寿司セットの写真を投稿したりと、日本人ファンを喜ばせてくれることも多い。今後もプレーだけでなく、意外な一面を披露して楽しませてくれそうだ。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】チチパス、ジョコビッチらウインブルドン2022で活躍した男子選手たちの厳選写真！