1度ダブルフォールトしてしまうと、次のサービスはますます緊張してしまう。そのままでは、敗北に向かってまっしぐらだ。そんな状況を回避できるように、緊張した場面でも普段の自分を取り戻せる方法を現役プロが教えてくれた。
吉冨愛子は、「団体戦では自分だけのポイントではなくチームのポイントになるので、より緊張が高まります」と、特に学生時代の団体戦での緊張感は特別だったと話す。
その時に変わらず意識して行なっていたこととして、「打つ前に落ち着いてしっかり息を吐いたり、ルーティンとして同じ回数ボールを地面に突いたりして、リズムを常に一定にするように心掛けています。それを意識することで身体の末端の力みが抜けて、体幹に力が入り、スイングが硬くなることを避けることができます」と、ルーティンの重要性を挙げた。
また1stサービスと2ndセカンドサービスでは、「私は1stでは攻めていく、2ndでは確実にコートに入れる、と考えていますが、ポイントや相手の立ち位置などによっては、2ndサービスでも思い切って攻めにいくこともあります」状況によって、考え方も変えていたのだそうだ。 大西賢は、必ず行なうルーティンを教えてくれた。
「サービスを打つ前にボールを突くようにしています。そうすることで、その動作が「ルーティン」となり、リズムが取れ、集中力が高まり、気持ちも落ち着かせることができるようになったと思います。僕は2、3回突きますが、それは人それぞれで、自分で回数を決めておけばいいと思います」
トッププロも行なっていることが多いルーティン。あなたはテニスで自分のルーティンを持っているだろうか? 大西がルーティンを行なうきっかけは、コーチからのアドバイスだったそう。
「以前、コーチに『トスをやり直した後に、そのまま打ち始めるのではなく、一度ボールを突いて仕切り直してから打ったほうがいい』と言われたことがあり、それを行なったら、リズムが取れるようになったため、今はどんな状況でも打つ前には必ずボールを突く癖がついて、ルーティンになりました」
ルーティンがあると自分のリズムにスッと入っていけるので、緊張した場面でこそ、効果がある。自分のルーティンを作ってみよう。
構成●スマッシュ編集部
吉冨愛子は、「団体戦では自分だけのポイントではなくチームのポイントになるので、より緊張が高まります」と、特に学生時代の団体戦での緊張感は特別だったと話す。
その時に変わらず意識して行なっていたこととして、「打つ前に落ち着いてしっかり息を吐いたり、ルーティンとして同じ回数ボールを地面に突いたりして、リズムを常に一定にするように心掛けています。それを意識することで身体の末端の力みが抜けて、体幹に力が入り、スイングが硬くなることを避けることができます」と、ルーティンの重要性を挙げた。
また1stサービスと2ndセカンドサービスでは、「私は1stでは攻めていく、2ndでは確実にコートに入れる、と考えていますが、ポイントや相手の立ち位置などによっては、2ndサービスでも思い切って攻めにいくこともあります」状況によって、考え方も変えていたのだそうだ。 大西賢は、必ず行なうルーティンを教えてくれた。
「サービスを打つ前にボールを突くようにしています。そうすることで、その動作が「ルーティン」となり、リズムが取れ、集中力が高まり、気持ちも落ち着かせることができるようになったと思います。僕は2、3回突きますが、それは人それぞれで、自分で回数を決めておけばいいと思います」
トッププロも行なっていることが多いルーティン。あなたはテニスで自分のルーティンを持っているだろうか? 大西がルーティンを行なうきっかけは、コーチからのアドバイスだったそう。
「以前、コーチに『トスをやり直した後に、そのまま打ち始めるのではなく、一度ボールを突いて仕切り直してから打ったほうがいい』と言われたことがあり、それを行なったら、リズムが取れるようになったため、今はどんな状況でも打つ前には必ずボールを突く癖がついて、ルーティンになりました」
ルーティンがあると自分のリズムにスッと入っていけるので、緊張した場面でこそ、効果がある。自分のルーティンを作ってみよう。
構成●スマッシュ編集部