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北海道開催のITFツアー、第1シードの野口莉央が大逆転で4強入り!ノーシードの齋藤惠佑も存在感【テニス/UCHIYAMA CUP 2週目】<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.09.09

ファイナルセット0-5の大ピンチから巻き返して準決勝進出を果たした第1シードの野口莉央。(C)UCHIYAMA CUP/長浜功明

ファイナルセット0-5の大ピンチから巻き返して準決勝進出を果たした第1シードの野口莉央。(C)UCHIYAMA CUP/長浜功明

 北海道・札幌市を舞台に2週にわたり開催されるITFワールドテニスツアーM25「UCHIYAMA CUP」(賞金2万5000ドル)が、平岸庭球場にて開催。WEEK2となる9月9日は、シングルス準々決勝4試合、ダブルス準々決勝1試合、ダブルス準決勝の2試合、計7試合が行なわれた。

 WEEK1の覇者で第1シードの野口莉央は、第5シードの望月勇希にファイナルセット0−5まで追い込まれるが、そこから怒涛の7ゲーム連取をやってのけ逆転勝利。準決勝進出を果たした。

 一方、ノーシードの齋藤惠佑は、第4シードの田沼諒太に第1セット0−6で落とす苦しい立ち上がりとなったが、そこから6−4、6−3と巻き返して逆転勝利を飾った。

 齋藤は試合後、「(田沼とは)1度対戦したことがあり、うまい選手であることは知っていました。第1セットを0−6で取られてもびっくりはしませんでした。第2セットの序盤でうまく流れを変えられたのが良かった点です。押され気味だったところをちょっとした動き出しや、リターンでポジションを上げてプレッシャーをかけるようにしました」と振り返った。

 第2シードの今井慎太郎と第6シードの伊藤竜馬は、ともにストレートで勝ち切って4強入り。両者は明日10日に行なわれる準決勝で対戦することが決まっている。

 なお、全ペアがノーシードとなったダブルス準決勝は、磯村志/末岡大和と河野優平/楠原悠介が勝利を手にし、10日開催の決勝進出を決めた。
 
【9月9日/試合結果】
■男子シングルス準々決勝    
野口莉央(明治安田生命)[1] 4-6 6-2 7-5 望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)[4]
伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス)[6]  6-3 6-2  堀内竜輔(フリー)Q 
今井慎太郎(イカイ)[2] 6-3 6-0関口周一(Team Rec)[7] 
齋藤惠佑(富士住建)0-6 6-4 6-3田沼諒太(橋本総業ホールディングス)[4]

■男子ダブルス準々決勝
河野優平/楠原悠介(伊予銀行)7-56-3 岡村一成/竹内研人(橋本総業ホールディングス)

■男子ダブルス準決勝 
磯村志/末岡大和(やすいそ庭球部/トップラン)6-4 6-3正林知大/松田龍樹(Team REC/村田精工)
河野優平/楠原悠介(伊予銀行) 6-4 6-4 齋藤惠佑/田沼諒太(富士住建/橋本総業ホールディングス)

※[ ]はシード順位 Qは予選から勝ち上がり

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】今大会第2シード、今井慎太郎の両手バックハンド、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
 

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