テニス元世界ランキング4位の伊達公子とヨネックスがともに取り組む女子トップジュニア育成プログラム「リポビタンⅮpresents 伊達公子×YONEX PROJECT~Go for the GRAND SLAM~」の2期生第6回キャンプが、9月20日~9月21日に神奈川県、荏原湘南スポーツセンター(SSC)にて開催された。
17歳以下の女子を対象としたプロジェクトで、参加選手は、網田永遠希、石井心菜、岸本聖菜、木下晴結、添田栞奈、林妃鞠、古谷ひなた(木河優は遠征のため欠席)。
技術面では、伊達公子、浅越しのぶ、石井弥起、近藤大生など世界のテニスを知るプロスタッフの指導を受け、フィジカル面では川田真琴をはじめとするR-body project(トップアスリートに提供しているコンディショニングを一般の方にも提供しているトレーナー集団)の協力の下、身体機能向上の為のトレーニングに取り組み、技術・フィジカル両面で強化を図る。
また、公益財団法人日本テニス協会からは、植田実、土橋登志久、中山芳徳、手塚玲美、渡邉隼、館崎雅治と日本のテニス界を牽引するコーチ陣が参加した。
今回のキャンプは「タフさ」をテーマに、伊達公子と中山芳徳(日本テニス協会派遣)が具体的な内容を解説した。
「さらに高いステージで戦うためには、調子の良し悪しだけでなく、勝つための思考や習慣を身につけ、自分のテニスのスタイルを確立させる技術や戦略を学ぶ必要がある」と言う。
川田真琴トレーナー(R-body project)と館崎雅治トレーナー(日本テニス協会派遣)による体力づくりもテーマに沿っており、体幹の強化や股関節の柔軟性を高めるメニューや、クイックネス、アジリティにメディシンボールのスローイングを取り入れ、ラリーからの切り返しをイメージしたトレーニングなどを行なった。
シングルスの実践練習では、ゲーム中、伊達公子が掲示したスコアからポイントを始めるというユニークな練習も展開した。突然優勢の選手が劣勢に、劣勢の選手が優勢になる中で、トライし続けることができるか、試された。
ダブルスでは、コーチ陣らがゲーム毎に、場合によってはポイント間にきづいたことをアドバイスしていく。
「タフさというテーマを掲げた今回のキャンプですが、夏の試合を見てきて、普段の練習と試合ではできることが変わってくる中、いいところも含め、もっと技術的、メンタル的なしつこさが必要だと思いました」と語る伊達。
2日間で完全に身につくまで至らないまでも、繰り返し続けていくことによって「いずれその大切さがわかるときがくる」と言う。
プロジェクトに参加したジュニアたちは、将来のWTAツアーにおける世界での活躍を念頭に置き、さらなる飛躍を目指す。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】「リポビタン Presents伊達公子×YONEX PROJECT ~Go for the GRAND SLAM~」ジュニアたちが成長するキャンプの様子
17歳以下の女子を対象としたプロジェクトで、参加選手は、網田永遠希、石井心菜、岸本聖菜、木下晴結、添田栞奈、林妃鞠、古谷ひなた(木河優は遠征のため欠席)。
技術面では、伊達公子、浅越しのぶ、石井弥起、近藤大生など世界のテニスを知るプロスタッフの指導を受け、フィジカル面では川田真琴をはじめとするR-body project(トップアスリートに提供しているコンディショニングを一般の方にも提供しているトレーナー集団)の協力の下、身体機能向上の為のトレーニングに取り組み、技術・フィジカル両面で強化を図る。
また、公益財団法人日本テニス協会からは、植田実、土橋登志久、中山芳徳、手塚玲美、渡邉隼、館崎雅治と日本のテニス界を牽引するコーチ陣が参加した。
今回のキャンプは「タフさ」をテーマに、伊達公子と中山芳徳(日本テニス協会派遣)が具体的な内容を解説した。
「さらに高いステージで戦うためには、調子の良し悪しだけでなく、勝つための思考や習慣を身につけ、自分のテニスのスタイルを確立させる技術や戦略を学ぶ必要がある」と言う。
川田真琴トレーナー(R-body project)と館崎雅治トレーナー(日本テニス協会派遣)による体力づくりもテーマに沿っており、体幹の強化や股関節の柔軟性を高めるメニューや、クイックネス、アジリティにメディシンボールのスローイングを取り入れ、ラリーからの切り返しをイメージしたトレーニングなどを行なった。
シングルスの実践練習では、ゲーム中、伊達公子が掲示したスコアからポイントを始めるというユニークな練習も展開した。突然優勢の選手が劣勢に、劣勢の選手が優勢になる中で、トライし続けることができるか、試された。
ダブルスでは、コーチ陣らがゲーム毎に、場合によってはポイント間にきづいたことをアドバイスしていく。
「タフさというテーマを掲げた今回のキャンプですが、夏の試合を見てきて、普段の練習と試合ではできることが変わってくる中、いいところも含め、もっと技術的、メンタル的なしつこさが必要だと思いました」と語る伊達。
2日間で完全に身につくまで至らないまでも、繰り返し続けていくことによって「いずれその大切さがわかるときがくる」と言う。
プロジェクトに参加したジュニアたちは、将来のWTAツアーにおける世界での活躍を念頭に置き、さらなる飛躍を目指す。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】「リポビタン Presents伊達公子×YONEX PROJECT ~Go for the GRAND SLAM~」ジュニアたちが成長するキャンプの様子