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国内テニス

女子テニスBJK杯の日本代表決定。大坂なおみは外れ、エース土居美咲の布陣でウクライナを迎え撃つ<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.10.15

今年4月のアジア/オセアニア・グループ1部を勝ち抜いた時の日本代表チーム。今回はエースとして土居美咲が加わる。写真提供:日本テニス協会広報部

今年4月のアジア/オセアニア・グループ1部を勝ち抜いた時の日本代表チーム。今回はエースとして土居美咲が加わる。写真提供:日本テニス協会広報部

 女子テニスの国別対抗戦「2022ビリー・ジーン・キング・カップbyゲインブリッジ」(BJK杯)のプレーオフ「日本対ウクライナ」戦が、11月11日(金)・12日(土)に東京・有明コロシアムで行なわれる。その日本代表メンバーが日本テニス協会から発表された。

 日本選手の中でシングルスランキング最上位の大坂なおみ(44位/フリー)はメンバーから外れ、以下の5人が選出された。

土居美咲(S109位、D103位/ミキハウス)
内島萌夏(S113位、D147位/フリー)
柴原瑛菜(S589位、D13位/橋本総業ホールディングス)
青山修子(D18位/近藤乳業)
石井さやか(S884位、D1397位/HSS)
※ランキングは10/10付

監督:土橋登志久(公益財団法人 日本テニス協会)

 大坂は欠いたものの、それ以外は単複のランク上位選手を2人ずつ揃えた布陣。初代表として17歳のホープ、石井さやかを招集したのは、チームに帯同させて経験を積ませる意味もあるだろう。
 
 このプレーオフは、勝てば2023年BJK杯ファイナルズ予選の出場権を得られる重要な戦い。今年4月、日本はアジア/オセアニア・グループ1部を1位で勝ち抜き、一方のウクライナはファイナルズ予選でアメリカに敗れ、今回のプレーオフで相対することとなった。日本は敗れると23年もアジア/オセアニア・グループ1部に回ることになる。

 日本はウクライナに対し過去0勝1敗。ロシアが侵攻する前の昨年4月にもプレーオフで対戦しており、アウェーのチョルノモルスクでの戦いは0勝4敗で日本が完敗した。現在の国別ランキングでは日本が18位、ウクライナが26位となっている。

 ウクライナが発表した代表メンバーは以下の通り。シングルス最上位のアンヘリナ・カリニナ(S45位)は入っていない。

マルタ・コスチュク(S56位、D41位)
ダヤナ・ヤストレムスカ(S94位、D291位)
レシア・ツレンコ(S97位)
カタリーナ・ザバツカ(S325位、D436位)
リュドミーラ・キチェノク(S1000位、D10位)

 試合は、初日にシングルス2本(両国のNo.1対No.2)、2日目にシングルス2本(両国のNo.1同士、No.2同士)とダブルス1本の計5試合を行ない、3勝した方が勝者となる。日本の土橋監督にとっては今回が最後の指揮で、来季からは杉山愛新監督の就任が決まっている。ぜひとも勝利して有終の美を飾るとともに、世界の舞台で新監督にバトンタッチしてほしい。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】土居、内島、青山/柴原ら世界で戦う日本人女子テニスプレーヤーたち!
 
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