左股関節のケガで長らく戦列を離れている男子テニス元世界ランク4位の錦織圭がワイルドカード(主催者推薦)でエントリーしていたカナダのチャレンジャー(下部大会)2大会の欠場を発表。同時に年内の復帰を見送る意向を表明した。
今年1月に左股関節の内視鏡手術を決行した32歳の錦織はシングルス2回戦で敗退した昨年10月の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)を最後にツアーから離脱。現地10月17日に発表された最新の世界ランキングでは同大会で獲得した25ポイントが失効し、彼の名前は順位表から消去された。
このほど錦織の欠場が公表されたのは、11月7日から開催される「カルガリーナショナル・バンク・チャレンジャー」(カナダ・カルガリー/ハードコート)と同月14日に開かれる「ドラモンドビル・チャレンジャー」(カナダ・ドラモンドビル/ハードコート)の2大会だ。カルガリー大会の公式サイトによると、錦織はカナダでの待望のカムバックに向けて懸命に練習を積んでいたものの、「練習中に股関節と別の箇所に新たなケガを負った」という。
これに伴い、錦織のIMGのマネジメント担当が今季終了を発表した。股関節は完治しており、フロリダで練習にも取り組んでいたが、練習中に足首をねんざしたとのこと。医療チームによるとその回復には3、4週間かかるようで、錦織は今シーズンの終了を決断。12月からオフシーズンのトレーニングを開始する予定であることを明かした。
またチャレンジャー大会のサイトは復帰が先送りとなった錦織本人のコメントも掲載。「次のカナダの大会に出場することを楽しみにしていましたが、医師のアドバイスにより棄権して治療することにしました。新年には復帰し、将来的にまたカナダでプレーできることを楽しみにしています」と述べた。
練習中のねんざで今季終了は残念ではあるが、12月にはトレーニングを始められるようなので、焦らず自分のペースで復帰を目指してほしい。
文●中村光佑
【錦織圭PHOTO】錦織圭がジュニア選手を本気で指導!テニスとサステナブルを考える1日
今年1月に左股関節の内視鏡手術を決行した32歳の錦織はシングルス2回戦で敗退した昨年10月の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)を最後にツアーから離脱。現地10月17日に発表された最新の世界ランキングでは同大会で獲得した25ポイントが失効し、彼の名前は順位表から消去された。
このほど錦織の欠場が公表されたのは、11月7日から開催される「カルガリーナショナル・バンク・チャレンジャー」(カナダ・カルガリー/ハードコート)と同月14日に開かれる「ドラモンドビル・チャレンジャー」(カナダ・ドラモンドビル/ハードコート)の2大会だ。カルガリー大会の公式サイトによると、錦織はカナダでの待望のカムバックに向けて懸命に練習を積んでいたものの、「練習中に股関節と別の箇所に新たなケガを負った」という。
これに伴い、錦織のIMGのマネジメント担当が今季終了を発表した。股関節は完治しており、フロリダで練習にも取り組んでいたが、練習中に足首をねんざしたとのこと。医療チームによるとその回復には3、4週間かかるようで、錦織は今シーズンの終了を決断。12月からオフシーズンのトレーニングを開始する予定であることを明かした。
またチャレンジャー大会のサイトは復帰が先送りとなった錦織本人のコメントも掲載。「次のカナダの大会に出場することを楽しみにしていましたが、医師のアドバイスにより棄権して治療することにしました。新年には復帰し、将来的にまたカナダでプレーできることを楽しみにしています」と述べた。
練習中のねんざで今季終了は残念ではあるが、12月にはトレーニングを始められるようなので、焦らず自分のペースで復帰を目指してほしい。
文●中村光佑
【錦織圭PHOTO】錦織圭がジュニア選手を本気で指導!テニスとサステナブルを考える1日